GrapeCity SPREAD for WPF 2.0J
セルのロック

ユーザーがセルを編集できないようにセル、行、列をロックすることができます。

ロックはコントロールの Protected プロパティが True に設定されている場合に有効です。既定では、Protected プロパティは True に設定されています。
ロック以外にも、ユーザーによるセルの編集を禁止する方法があります。詳しくは「編集の禁止」を参照してください。

ロックを設定するにはセル、行、列のそれぞれが提供する Locked プロパティを設定します。

設定の継承と優先度

セルは行や列に対するロックの設定を継承します。ただし、セルに対する設定が最優先されます。そのため、セル、行、列に異なるロックの設定が行われた場合、セルに対する設定が有効となります。

設定の確認

セルの InheritedLocked プロパティで実際にセルで有効なロックの設定を確認できます。セル、行、列に異なるロックの設定が行われた場合、最終的にセルで有効な設定を取得できます。

サンプルコード

次のサンプルコードはセル、行、列を指定してロックします。

C#
コードのコピー
gcSpreadGrid1[0, 0].Locked = true;
gcSpreadGrid1.Rows[1].Locked = true;
gcSpreadGrid1.Columns[1].Locked = true;
Visual Basic
コードのコピー
GcSpreadGrid1(0, 0).Locked = True
GcSpreadGrid1.Rows(1).Locked = True
GcSpreadGrid1.Columns(1).Locked = True
関連トピック

 

 


Copyright © 2012 GrapeCity inc. All rights reserved.