GrapeCity SPREAD for WPF 2.0J
オーバーフロー表示

列幅に収まりきらない内容を、水平方向に隣接するセルにはみ出して表示できます。この機能を有効にするには、コントロールの CanCellOverflow プロパティを設定します。はみ出す方向は、セルの内容の水平方向の配置により決まります。

オーバーフロー表示

セルの編集中に、セルに収まりきらない内容を隣接するセルにはみ出して表示することもできます。この機能を有効にするには、コントロールの CanEditOverflow プロパティを設定します。テキストの自動折り返しが有効なセルでは、行の高さに収まりきらない内容は垂直方向のセルにはみ出して表示されます。はみ出す方向は、セルの内容の水平方向の配置および垂直方向の配置により決まります。

編集中のオーバーフロー

オーバーフロー表示は次の条件が満たされた場合に動作します。

  • 標準型またはテキスト型セルである。
  • テキストの自動折り返しや省略文字の表示が無効に設定されている。
  • 隣接するセル(はみ出す方向のセル)との間に、スクロールが固定された領域とそうでない領域の境界がない。

CanCellOverflow は上の条件に加えて次の条件も満たす必要があります。

  • 値が設定されているセルは結合されていない。
  • 隣接するセル(はみ出す方向のセル)が標準型またはテキスト型セルで結合されていない。そして、内容が空である。
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