GrapeCity SPREAD for WPF 2.0J
編集の禁止

ユーザーによるセルの編集を禁止するには次の方法があります。

方法 説明 設定
セルへのフォーカス移動を禁止 ユーザーはセルを選択できず、編集することもできません。[Enter] や [Tab] などキーボード 操作でアクティブ セルを移動するとき、これらのセルはスキップされます。 セル、行、列の Focusable プロパティ
セルをロック ユーザーはセルを選択できますが、編集することはできません。[Enter] や [Tab] などキーボード 操作でアクティブ セルを移動するとき、これらのセルにもフォーカスが移動します。 セル、行、列の Locked プロパティ、およびコントロールの Protected プロパティ
セル型を読み取り専用に設定

ユーザーはセルを選択でき、エディタにフォーカスを移動することができます。したがって次の図のようにセルの値を部分的に選択してクリップボードにコピーするなどの操作が可能です。ただし値を編集することはできません。

セル型を読み取り専用に設定

[Enter] や [Tab] などキーボード 操作でアクティブ セルを移動するとき、これらのセルにもフォーカスが移動します。

編集可能なセル型(※)の IsReadOnly プロパティ
※標準型、テキスト型、(編集が有効な)コンボボックス型、日付時刻型、マスク型、数値型セル

これらの方法以外では、コントロールはユーザーのセルに対する操作を無効にし、リストボックスのように行を選択する操作モードを提供しています。これらの操作モードが設定された場合も、セルは編集できません。詳しくは「操作モード」を参照してください。

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