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C1FlexGridShowErrors プロパティ
グリッドが検証エラーを表示するかどうかを決定する値を取得または設定します。

名前空間: C1.WPF.FlexGrid
アセンブリ: C1.WPF.FlexGrid.4 (C1.WPF.FlexGrid.4.dll 内) バージョン: 4.0.20161.507 (4.0.20161.507)
構文
public bool ShowErrors { get; set; }

プロパティ値

型: Boolean
解説

検証エラーは、いくつかの方法でトリガされます。

データ項目のプロパティセッターが例外をスローした場合は、セルエディタがエラーメッセージを表示し、エラーが修正されるまで、または変更がキャンセルされるまで、エディタはアクティブな状態を維持します。

データ項目が IDataErrorInfo インターフェイスを実装している場合は、デフォルトのインデクサを実装し、列固有のエラーメッセージ(セルエディタにも表示される)を返すことで、項目が列レベルの検証エラーを発生させることができます。または、Error プロパティをエラーメッセージに設定することで、項目レベルの検証エラーをトリガすることもできます。この場合は、いずれかの列固有のエラーとしてではなく、行ヘッダーの最初のセルにアイコンとしてエラーが表示されます。

データ項目が INotifyDataErrorInfo インターフェイスを実装している場合は、上記の列レベルまたは項目レベルの検証エラーを非同期に発生させることができます。INotifyDataErrorInfo は、IDataErrorInfo より複雑で、実装も難しくなります。

下のコードでは、簡単な例外と IDataErrorInfo インターフェイスを使用して、データクラスに検証を実装する方法を示します。INotifyDataErrorInfo インターフェイスを使用した検証の例については、http://msdn.microsoft.com/en-us/library/system.componentmodel.inotifydataerrorinfo(v=vs.95).aspx を参照してください。
public class Product :
INotifyPropertyChanged,
IEditableObject,
IDataErrorInfo
{
// ** 方法 1:Price が負の値に設定されたときに例外をスローします
public double? Price
{
get { return (double?)GetValue("Price"); }
set
{
if (value <= 0)
{
throw new Exception("Price must be greater than zero!");
}
SetValue("Price", value);
}
}

// ** 方法 2:特定の列のエラーを返します
string IDataErrorInfo.this[string columnName]
{
get
{
string msg = null;
switch (columnName)
{
case "Cost":
if (Cost <= 0)
{
msg = "Cost must be greater than zero!";
}
break;
}
return msg;
}
}

// ** 方法 3:行全体のエラーを返します
// (検証は複数の列に基づきます)
string IDataErrorInfo.Error
{
get
{
return Price < Cost
? "Price must be greater than Cost!"
: null;
}
}
}
参照