SPREAD for WPF 3.0J - GcSpreadSheet
ProcessCommand プロパティ
使用例 

GrapeCity.Wpf.SpreadSheet.CellType アセンブリ > GrapeCity.Wpf.SpreadSheet.CellType.Editors 名前空間 > GcDropDownCalculator クラス : ProcessCommand プロパティ
コマンドパラメーターによって指定された操作を処理するよう電卓に要求する ProcessCommandコマンドを表します。
シンタックス
'宣言
 
Public Shared ReadOnly Property ProcessCommand As System.Windows.Input.RoutedUICommand
public static System.Windows.Input.RoutedUICommand ProcessCommand {get;}

プロパティ値

要求されたコマンド。既定のキージェスチャはコマンドパラメーターによって異なります。
キーの組み合わせ 電卓の操作
Esc, Ctrl+Delete CalculatorOperation.C。現在の計算をクリアします。
Delete CalculatorOperation.CE。表示されている数字をクリアします。
Back CalculatorOperation.Backspace。表示されている数字の最後の桁を削除します。
D0, NumPad0 CalculatorOperation.Digit0。この数字を電卓の表示部に入力します。
D1, NumPad1 CalculatorOperation.Digit1。この数字を電卓の表示部に入力します。
D2, NumPad2 CalculatorOperation.Digit2。この数字を電卓の表示部に入力します。
D3, NumPad3 CalculatorOperation.Digit3。この数字を電卓の表示部に入力します。
D4, NumPad4 CalculatorOperation.Digit4。この数字を電卓の表示部に入力します。
D5, NumPad5 CalculatorOperation.Digit5。この数字を電卓の表示部に入力します。
D6, NumPad6 CalculatorOperation.Digit6。この数字を電卓の表示部に入力します。
D7, NumPad7 CalculatorOperation.Digit7。この数字を電卓の表示部に入力します。
D8, NumPad8 CalculatorOperation.Digit8。この数字を電卓の表示部に入力します。
D9, NumPad9 CalculatorOperation.Digit9。この数字を電卓の表示部に入力します。
Decimal, OemComma, OemPeriod CalculatorOperation.DecimalPoint。小数点を挿入します。
F9 CalculatorOperation.Sign。表示されている数字の符号を変更します。
Add, Shift+OemPlus CalculatorOperation.Add。加算します。
Subtract, Shift+OemMinus CalculatorOperation.Subtract。減算します。
Multiply, Shift+Oem1 CalculatorOperation.Multiply。乗算します。
Divide, OemQuestion CalculatorOperation.Divide。除算します。
Shift+D5 CalculatorOperation.Percentage。乗算の結果をパーセントで表示します。1つ目の数字を入力して[*]をクリックし、2つ目の数字を入力して[%]をクリックします。たとえば、50 * 25% は 12.5 になります。また、パーセントを使用した演算を行うこともできます。1つ目の数字を入力して演算子([+]、[-]、[*]、[/]のいずれか)をクリックし、2つ目の数字を入力して[%]をクリックしてから、[=]をクリックします。
OemTilde CalculatorOperation.SquareRoot。表示されている数字の平方根を計算します。
R CalculatorOperation.Reciprocal。表示されている数字の逆数を計算します。
Return, Shift+OemMinus CalculatorOperation.Equal。前の2つの数字の演算を実行します。最後の演算を繰り返すには、[=]をもう一度クリックします。
Ctrl+L CalculatorOperation.MemoryClear。メモリに記憶されている数字をクリアします。
Ctrl+R CalculatorOperation.MemoryRecall。メモリに記憶されている数字を呼び出します。数字はメモリに残ります。
Ctrl+M CalculatorOperation.MemorySave。表示されている数字をメモリに記憶します。
Ctrl+P CalculatorOperation.MemoryPlus。表示されている数字をすでにメモリに記憶されている数字に加算しますが、それらの合計は表示しません。
Ctrl+Q CalculatorOperation.MemoryMinus。表示されている数字をすでにメモリに記憶されている数字から減算しますが、減算の結果は表示しません。
解説
このコマンドは GrapeCity.Windows.InputMan.GcDropDownCalculator によってネイティブにサポートされています。コマンドパラメーターは必須です。
使用例

次の例では、InputMan コントロールに System.Windows.Input.RoutedCommand をフックする方法を示します。

InputMan には、アプリケーションプログラマがよく使用する一般的なコマンドのライブラリが用意されています。コマンドライブラリを構成するクラスは、FieldsEditingCommandsCalendarCommandsControlNavigationCommands です。また、一部のコマンドは一部のコントロールクラスで定義されています。

InputMan の多くのコントロールには、コマンドライブラリにある一部のコマンドのサポートが組み込まれています。 たとえば、GcTextBox では、System.Windows.Input.ApplicationCommands.PasteSystem.Windows.Input.ApplicationCommands.CopySystem.Windows.Input.ApplicationCommands.CutSystem.Windows.Input.ApplicationCommands.Undo などの多くのアプリケーション編集コマンドがサポートされます。アプリケーション開発者は、コントロールで使用するこれらのコマンドを取得するのに特別な作業を行う必要はありません。コマンドが実行したときに GcTextBox がコマンドターゲットの場合は、コントロールに組み込まれている System.Windows.Input.CommandBinding を使用してコマンドが処理されます。

次は、System.Windows.Input.KeyBinding がコマンドのターゲットである GcDropDownCalculator で定義されたコマンドに対して GcDropDownCalculator をコマンドソースとして使用する方法を示します。GcDropDownCalculator が操作を実行する方法を定義するすべてのロジックは、GcDropDownCalculator コントロールに組み込まれています。

参照

GcDropDownCalculator クラス
GcDropDownCalculator メンバ