SPREAD for WPF 3.0J - GcSpreadSheet
FieldsEditingCommands クラス
メンバ  使用例 

GrapeCity.Wpf.SpreadSheet.CellType アセンブリ > GrapeCity.Wpf.SpreadSheet.CellType.Editors 名前空間 : FieldsEditingCommands クラス
FieldsEditorControl に関連するフィールド編集コマンドのセットを提供します。このクラスは %[LangWord]static class% であるため、継承や初期化できません。
オブジェクト モデル
FieldsEditingCommands クラス
シンタックス
'宣言
 
Public MustInherit NotInheritable Class FieldsEditingCommands 
public static class FieldsEditingCommands 
解説

FieldsEditingCommands クラスのコマンドと、その他のコマンドライブラリクラス(System.Windows.Input.ApplicationCommands など)のコマンドは、FieldsEditorControl のプログラマがよく使用する一連の一般的なコマンドを表すためのものです。これらのコマンドは System.Windows.Input.RoutedCommand のインスタンスを表すだけであり、コマンドの実装ロジックは表しません。実装ロジックは、System.Windows.Input.CommandBinding を使用してコマンドに連結されます。たとえば、IM コントロールで MoveLeftByField コマンドを実行する場合、MoveLeftByField コマンドを実行するロジックは IM コントロールによって提供されない場合があるため、IM コントロールでのコマンドの処理方法を決定するロジックを記述するのはアプリケーション作成者の役割になります。

IMの FieldsEditorControl コントロール(GrapeCity.Windows.InputMan.GcDateTimeGrapeCity.Windows.InputMan.GcMaskGrapeCity.Windows.InputMan.GcNumber)では、コマンドライブラリに含まれる多くのコマンドの実装ロジックを提供しています。

フィールド編集コマンド 既定のキージェスチャ
Clear F4
DeleteNextCharacter Delete
DeleteNextCharactersByField Ctrl+Delete
DeletePreviousCharacter Backspace
DeletePreviousCharactersByField Ctrl+Backspace
MoveLeftByCharacter Left
MoveLeftByField Ctrl+Left
MoveRightByCharacter Right
MoveRightByField Ctrl+Right
MoveToFirst Home
MoveToFirstFieldStart Ctrl+Home
MoveToLast End
MoveToLastFieldEnd Ctrl+End
NextField -
NextFieldThenControl -
PreviousField -
PreviousFieldThenControl -
SelectLeftByCharacter Shift+Left
SelectLeftByField Shift+Ctrl+Left
SelectRightByCharacter Shift+Right
SelectRightByField Shift+Ctrl+Right
SelectToFirst Shift+Home
SelectToFirstFieldStart Shift+Ctrl+Home
SelectToLast Shift+End
SelectToLastFieldEnd Shift+Ctrl+End
SpinDown Down
SpinUp Up
使用例

次の例では、InputMan コントロールに System.Windows.Input.RoutedCommand をフックする方法を示します。

InputMan には、アプリケーションプログラマがよく使用する一般的なコマンドのライブラリが用意されています。コマンドライブラリを構成するクラスは、FieldsEditingCommandsCalendarCommandsControlNavigationCommands です。また、一部のコマンドは一部のコントロールクラスで定義されています。

InputMan の多くのコントロールには、コマンドライブラリにある一部のコマンドのサポートが組み込まれています。 たとえば、GrapeCity.Windows.InputMan.GcTextBox では、System.Windows.Input.ApplicationCommands.PasteSystem.Windows.Input.ApplicationCommands.CopySystem.Windows.Input.ApplicationCommands.CutSystem.Windows.Input.ApplicationCommands.Undo などの多くのアプリケーション編集コマンドがサポートされます。アプリケーション開発者は、コントロールで使用するこれらのコマンドを取得するのに特別な作業を行う必要はありません。コマンドが実行したときに GrapeCity.Windows.InputMan.GcTextBox がコマンドターゲットの場合は、コントロールに組み込まれている System.Windows.Input.CommandBinding を使用してコマンドが処理されます。

次は、GrapeCity.Windows.InputMan.GcDateTime がコマンドのターゲットである GrapeCity.Windows.InputMan.GcDateTime で定義されたコマンドに対して System.Windows.Input.KeyBinding をコマンドソースとして使用する方法を示します。GrapeCity.Windows.InputMan.GcDateTime が操作を実行する方法を定義するすべてのロジックは、GrapeCity.Windows.InputMan.GcDateTime コントロールに組み込まれています。

継承階層

System.Object
   GrapeCity.Wpf.SpreadSheet.CellType.Editors.FieldsEditingCommands

参照

FieldsEditingCommands メンバ
GrapeCity.Wpf.SpreadSheet.CellType.Editors 名前空間