GrapeCity SPREAD for WPF 2.0J 関数リファレンス
F.DIST

概要

F 分布の確率関数の値を返します。 この関数を使用すると、2 組のデータを比較してばらつきに差異があるかどうかを判断できます。 たとえば、高校入試で男子と女子の点数を調べ、男子と女子で点数のばらつきが異なるかどうかを判断できます。

書式

F.DIST(x, deg_freedom1, deg_freedom2, cumulative)

引数

有効な引数は次のとおりです。

引数 説明
x 関数に代入する値を指定します。
deg_freedom1 自由度の分子を指定します。
deg_freedom2 自由度の分母を指定します。
cumulative 計算に使用する関数の形式を論理値で指定します。 関数形式が TRUE の場合は、累積分布関数の値を返します。FALSE の場合は、確率密度関数の値を返します。

解説

データ型

各引数に数値、および論理値データを受け取り、 数値データを返します。

サンプル

F.DIST(15.2069,6,4,TRUE) 結果:0.0012238

F.DIST(15.2069,6,4,FALSE) 結果:0.99

Excel形式ファイルへのエクスポート

Excel 2010以降をサポートします。BIFF8(xls)形式には対応していません。

参照

F.DIST.RT | F.INV | 統計関数

 

 


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