GrapeCity SPREAD for WPF 2.0J 関数リファレンス
F.INV

概要

F 分布の確率関数の逆関数値を返します。 確率 = F.DIST(x,...) であるとき、F.INV(確率,...) = x という関係が成り立ちます。 F 確率分布は、2 組のデータのばらつきを比較する F 検定で使用されます。 たとえば、米国と日本の労働者の年収を比較し、両国で年収の分布に類似性があるかどうかを分析することができます。

書式

F.INV(probability, deg_freedom1, deg_freedom2)

引数

有効な引数は次のとおりです。

引数 説明
probability F 累積分布における確率を指定します。
deg_freedom1 自由度の分子を指定します。
deg_freedom2 自由度の分母を指定します。

解説

データ型

各引数に数値データを受け取り、 数値データを返します。

サンプル

F.INV(0.01,6,4) 結果:0.10930991

Excel形式ファイルへのエクスポート

Excel 2010以降をサポートします。BIFF8(xls)形式には対応していません。

参照

F.DIST | 統計関数

 

 


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