管理者は、ロールに権限を付与することによって、レポートおよび共有スケジュールに対するパーミッションを変更できます。レポートまたは共有スケジュールを使用するパーミッションがロールに与えられると、そのロールに属するすべてのユーザーが同じパーミッションを持ちます。
レポートに対するパーミッションを管理するには
各レポートに対する読み取り、変更、フルコントロールのいずれかのパーミッションをロールごとに付与できます。レポートの所有者(レポートをアップロードしたユーザー)はフルコントロールパーミッションを持ち、このパーミッションは変更できません。
読み取り、変更、またはフルコントロールパーミッションの許可または拒否
- 管理者ダッシュボードから、[レポート]を選択します。
- [レポート]ページで、パーミッションを設定するレポートの横のチェックボックスをチェックし、レポート一覧の上部にある[パーミッション]をクリックします。
-
[パーミッションの変更] ダイアログが表示されたら、各ロールの横のボックスをドロップダウンして、当該レポートの [読み取り]、 [読み取りと変更]、または[フルコントロール] を許可するか、[なし] を指定してそのロールに属するユーザーから当該レポートが見えないようにするかを選択します。
- [読み取り]を選択すると、そのロールに属するユーザーは、レポートポータルで当該レポートをプレビューできます。
- [読み取りと変更]を選択すると、そのロールに属するユーザーは、読み取りパーミッションで許可されたすべての操作に加えて、レポートポータルで当該レポートを変更(削除)することもできます。
- [フルコントロール]を選択すると、そのロールに属するユーザーは、読み取りと変更パーミッションで許可されたすべての操作に加えて、当該レポートに対するパーミッションを変更することもできます。
- [適用]ボタンをクリックして変更を保存します。選択したロールに属するすべてのユーザーに、指定したアクセス権が付与されます。
レポートの所有権を変更するには
既定では、レポートを作成またはアップロードしたユーザーは、そのレポートに対するフルコントロールパーミッションを持ちます。したがって、この状況を変更する唯一の方法は、当該レポートをいったん削除し、新しい所有者が同レポートをサーバーにアップロードすることによって、所有権を変更することです。
所有権の変更
- 管理者ダッシュボードから、[レポート]を選択します。
- [レポート]ページで、所有権を変更するレポートの横の[ダウンロード]をクリックします。レポートファイル(RDLXファイルまたはRPXファイル)がローカルマシンにコピーされます。
- 同じレポートの横の[削除]をクリックします。メッセージボックスが表示されたら、[はい]をクリックしてレポートの削除を確認します。レポートがサーバーから削除されます。
- レポートの新しい所有者となるユーザーでログインします。
- [レポート]ページで、[既存レポートのアップロード]の横の[ファイルの選択]をクリックします。
- [アップロードするファイルの選択]ダイアログが表示されたら、アップロードするレポートの場所に移動してレポートを選択し、[開く]をクリックします。ファイル名がテキストボックスに表示されます。
- [アップロード]をクリックします。レポートがリストに追加され、[作成者]列に新しい所有者が表示されます。
共有スケジュールに対するパーミッションを管理するには
共有スケジュール(事前定義されたスケジュールオブジェクト)に対するパーミッションをロールごとに付与できます。また、[配信]セクションのオプ ションから、ユーザーがそれらの設定を変更することを許可するか、または禁止するかを指定することもできます。詳細については、「スケジュールの管理」を参照してください。
読み取り、変更、またはフルコントロールパーミッションの許可または拒否
- 管理者ダッシュボードから、[スケジュール]を選択します。
- [スケジュール]ページで、パーミッションを設定するスケジュールの横の[編集]をクリックします。
- スケジュール設定で、[パーミッション]の横のロールリストをスクロールして、レポートをスケジュールする際に当該スケジュールの使用を許可する各ロールのチェックボックスをオンにします。既定では、 [Everyone] が許可されています。そのため、特定のロールに当該スケジュールの使用を許可しない場合は、このチェックボックスをオフにします。
- [保存]ボタンをクリックして変更を保存します。選択したロールに属するすべてのユーザーに、スケジュールのパーミッションが付与されます。
関連トピック