PowerTools ActiveReports 9.0J Server 管理者ガイド > スケジュールの管理 |
共有スケジュールでは、レポートを繰り返し実行する間隔を指定できます。作成する共有スケジュールごとに、名前、説明(任意指定)、どのユーザーに当該共有スケジュールへのレポートの割り当てを許可するかを定義するロールのリストを指定します。
管理者が共有スケジュールを追加したら、そのスケジュールに対するパーミッションが付与された各ロールに属するすべてのユーザーが、当該スケジュールに従って実行するレポートを割り当てることができます。
管理者は以下のような共有スケジュールの繰り返しオプションを設定できます。
繰り返しオプション
オプション | 説明 |
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開始 | タスクを開始する日時を設定します。 |
間隔 | 数字を入力して[分間]、[時間]、[日間]、[週間]、[月間]のいずれかを選択し、レポート実行の間隔を設定します。 |
曜日 | タスクを実行する曜日を指定するチェックボックスを1つ以上オンにします。タスクを毎日実行する場合はすべてのチェックボックスをオフのままにします。 |
結果の保存期間 | 数字を入力して[分間]、[時間]、[日間]のいずれかを選択し、レポートを[履歴]に保管する期間を指定します。指定した期間が過ぎると、それ以降、[履歴]タブから[開く]をクリックしてレポートを開くことができなくなります。 |
メモ: スケジュールタスクを実行する日付は、[間隔]と[曜日]の設定を組み合わせて決定されます。 たとえば、スケジュールタスクを隔週の金曜日に実行したい場合、”[間隔]を2週、[曜日]を[金]”に設定する方法のほか、”[間隔]を2日、[曜日]を[金]”に設定しても、スケジュールタスクは隔週の金曜日に実行されます。 その他の例として、"[開始]を木曜日、[間隔]を2週、[曜日]を[木]"に設定した場合、スケジュールタスクは隔週の木曜日に実行されます。ただし、[曜日]で木曜日以外をオンにした場合、スケジュールタスクは実行されません。これは、スケジュールの実行日には開始日付が含まれるためです。 |
ユーザー用の[配信]オプションを管理者側で設定できます。このセクションを空白のままにして、ユーザーがスケジュールを登録するときに、これらの設定を選択できるようにすることもできます。
オプション | 説明 |
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フォーマット |
レポートを配信する形式を選択します。 [利用者に選択させる]、[Excelファイル(xls)]、[Mht文書](Webアーカイブページ)、[画像ファイル]、[PDF文書]、[Word文書]、[XMLファイル(xml)]のいずれかを選択します。 |
配信種別 | [利用者に選択させる]、[E-mail]、[Windowsファイル共有]のいずれかを選択します。これらの配信種別に対して表示される詳細オプションについて以下に説明します。 |
配信種別オプション
オプション | 説明 | ||
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E-mailアドレス | レポートの送信先メールアドレスを1つ以上入力します。複数のメールアドレスを指定するときはカンマで区切ります。 | ||
件名 | メールの件名に表示するテキストを入力します。 | ||
本文 |
メールの本文で使用するテキストを入力します。?ParameterName(ParameterNameはパラメータの実際の名前に置き換わる)の構文を使用して、レポートのパラメータ値をメール本文に含めることができます。
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配信方法 | [利用者に選択させる]、[リンクとして追加](メッセージの本文にレポートへのハイパーリンクが挿入されます)、[添付ファイルとして追加](上で指定した形式のレポートがメッセージに添付されます)のいずれかを選択します。[リンクとして追加]を選択する場合は、「サイト設定」を参照してください。 | ||
添付ファイル名 | 添付ファイル名を入力します。添付ファイル名には以下のような構文を使用することができます。 ?ParameterName:添付ファイルのテンプレートにレポートのパラメータ値を指定します。ParameterNameの部分は、パラメータの実際の名前に置き換えて使用します。 &ReportName:レポート名を指定します。これはデフォルトの添付ファイル名です。 &ExecutionTime:レポートの実行日時を表示します。 |
メモ:ExecutionTimeトークンは&{ExecutionTime:<TokenFormat>}として指定されます。TokenFormatでは、.NET Frameworkの「D」、「F」、「T」などのような異なるDateTime書式文字列を指定できます。例えば、&{ExecutionTime:d}は06/10/2014として表示されます。 |
注意:&ExecutionTimeトークンで「g」DateTime書式が指定されている場合、スケジュールしたメールで受信する生成された添付ファイルはサポートされていないフォーマットでダウンロードされます。 |
オプション | 説明 |
---|---|
ファイル名 | レポートファイルの名前を入力します。ファイル名に以下の構文を使用することができます。 ?ParameterName:ファイル名にレポートのパラメータ値を指定します。ParameterNameの部分は、パラメータの実際の名前に置き換えて使用します。 &ReportName:レポート名を指定します。これはデフォルトのファイル名です。 &ExecutionTime:レポートの実行日時を指定します。 |
拡張子の有無 | レポートの形式の拡張子をファイル名に追加することを選択します。 |
ファイルパス | レポートを共有する場所の完全修飾UNCパスを入力します。 |
ユーザー名 | UNCパスに接続するユーザー名を入力します。 |
パスワード | UNCパスのユーザーのパスワードを入力します。 |
上書きの有無 | [利用者に選択させる]、[既存ファイルを上書きする]、[インクリメントされたファイル名で新規作成]のいずれかを選択して、レポートの保存バージョンの取り扱い方法を指定します。 |