GrapeCity SPREAD for WPF 3.0J 関数リファレンス
TREND
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概要

回帰直線に対して予測される値を返します。 この関数は、既知の x 値および y 値の配列に直線を当てはめます。 次に、新たに指定した x 値配列に対し、この直線上で予測される y 値を返します。

書式

TREND(y,x,newx,constant)

引数

有効な引数は次のとおりです。

引数 説明
y 既知の y 値系列。y=mx+b という関係になります。
x (オプション)既知の x 値系列。y=mx+b という関係になります。
newx (オプション)対応する y 値の算出に使用される新しい x 値系列
constant (オプション)定数 b を0とするかどうかを指定する論理値

解説

constant を True に設定、または省略すると、定数 b は通常どおり計算されます。 False に設定すると、定数 b は0となり、y=mx となるように m 値が調整されます。

x を省略すると、y 配列と同じ要素数を持つデフォルトの x 配列 {1,2,3...} が使用されます。

newx を省略すると、x と同じ値配列が使用されます。

返された配列内の個々の要素を取得するには、INDEX 関数を使用します。

データ型

配列を受け取り、 配列を返します。

サンプル

TREND(A2:A7,C2:C7,A9:A10)

参照

AVEDEV | AVERAGEA | FREQUENCY | DEVSQ | GROWTH | INDEX | MEDIAN | VAR | 統計関数