GrapeCity SPREAD for WPF 2.0J
スクロール(タッチ操作)

タッチ操作でコントロールをスクロールできます。マウスでの操作と同様にスクロールバーを指で操作する方法と、コントロールを指でスライドする方法があります。それぞれの方法について説明します。

タッチによるスクロールバーの操作

マウスでの操作と同様に、スクロールバーを指で操作することでコントロールをスクロールできます。スクロールバーをタップ(マウスのシングル クリックに相当)したり、スクロールボックスをスライドすることでコントロールをスクロールできます。

タッチによるスライド操作

ヘッダをのぞくコントロールの任意の位置に指をおき、スライドさせることでスクロールできます。次の図のように、垂直方向にスライドさせると行方向、水平方向にスライドさせると列方向にスクロールできます。

行方向にスクロール 列方向にスクロール

スライドによるスクロールでコントロールが先頭または末尾の行や列に達すると、コントロールはユーザーに終端までスクロールしたことを通知する動作を行います。この動作は、コントロールの BoundaryFeedbackMode プロパティで設定できます。次の設定値があります。

BoundaryFeedbackMode の値 説明
Split 既定の動作。スクロール可能な領域が一瞬、終端から離れて元に戻ります。例えば、行方向のスクロールにより先頭行に達したときは、次の左図のように表示されて元に戻ります。
先頭行に到達
列方向のスクロールにより先頭列に達したときは、次の左図のように表示されて元に戻ります。
先頭列に到達
Standard コントロールを配置しているウィンドウ全体がわずかに動きます。

なお、スライドによるスクロールを無効に設定することもできます。コントロールの PanningMode プロパティで設定します。

関連トピック

 

 


Copyright © 2012 GrapeCity inc. All rights reserved.