GrapeCity SPREAD for WPF 2.0J
4. 表示のカスタマイズ

ここまでの手順で、コントロールをデータソースに連結しました。コントロールは、データソースのフィールドに対応する列を自動生成します。ここでは、自動生成される列、およびコントロールの既定の表示をカスタマイズします。設定する内容は次のとおりです。

ここでは、SPREAD デザイナを使用します。SPREAD デザイナについて、詳しくは「SPREAD デザイナの使用」を参照してください。 

SPREAD デザイナの起動

MainWindow.xaml で GcSpreadGrid コントロールを右クリックし、コンテキストメニューから[SpreadGrid デザイナ]を選択すると SPREAD デザイナが起動します。

SPREAD デザイナには、データソースのフィールドに対応する列が生成され、フィールドのデータ型にもとづいてセル型が設定されています。

列の削除

コントロールに表示しない列を削除します。SPREAD デザイナで次の列を右クリックし、コンテキストメニューから[削除]を選択します。

ヘッダ テキストの変更

列ヘッダに表示するテキストを変更します。SPREAD デザイナのリボン メニュー[ホーム]タブの[ツール]グループから[ヘッダ デザイナ]を選択します。画面下に表示される[デザイナ]ペインで、各列のヘッダ セルに次のテキストを入力します。

設定が完了したら、リボン メニュー[ホーム]タブの[ツール]グループから[ヘッダ デザイナ]をクリックし、ヘッダ デザイナを閉じます。

数値型セルの設定

「ID」列は数値型セルに設定されています。既定で表示されるスピンボタンを非表示に設定します。「ID」列を右クリックし、コンテキストメニューから[セルの書式設定]を選択します。[セルの書式設定]ダイアログの[セル型]タブでは、セル型は「数値」に設定されています。[スピン]タブを選択し、スピンボタンを「非表示」に設定します。[OK]をクリックしてダイアログを閉じます。

日付時刻型セルの設定

「更新日」列は日付時刻型セルに設定されています。入力および表示書式を設定します。「更新日」列を右クリックし、コンテキストメニューから[セルの書式設定]を選択します。[セルの書式設定]ダイアログの[セル型]タブでは、セル型は「日付時刻」に設定されています。[フィールド]タブで入力書式を、[表示フィールド]タブで表示書式を設定します。次の書式を設定します。

(下の図はフィールド(入力書式)の設定)

設定が完了したら[OK]をクリックしてダイアログを閉じます。

列幅の変更

「更新日」列の幅を変更します。「更新日」列を右クリックし、コンテキストメニューから[列の幅]を選択します。「120」(ピクセル)に設定します。

行の高さの変更

既定の行の高さを変更します。SPREAD デザイナのプロパティ ウィンドウ上部のコンボボックスを「現在の選択範囲」から「SpreadGrid」に変更します。そして、DefaultRowHeight プロパティを「35」(ピクセル)に設定します。

設定が完了したら、リボン メニュー[ファイル]タブの[適用して終了]をクリックし、SPREAD デザイナを閉じます。Visual Studio[デバッグ]メニューから[デバッグ開始]を選択すると、ここまでの設定を反映した形式で ProductPhoto テーブルが表示されます。

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