PowerTools SPREAD for ASP.NET 8.0J
UseClipboard プロパティ

クライアント側スクリプトでクリップボードにアクセスするかどうかを取得または設定します。
構文
'Declaration
 
Public Property UseClipboard As Boolean
public bool UseClipboard {get; set;}

プロパティ値

IE では、クライアント側スクリプトがクリップボードにアクセスすると警告ダイアログが表示されます。
この問題を回避するにはアプリケーションのユーザーに対してIEのセキュリティ設定を変更するよう依頼する方法がありますが、多くの場合、ユーザーに対してこの様な設定変更を依頼することは困難です。

ユーザーにブラウザの設定変更を依頼せず、アプリケーション側でこの問題を回避するためにはこのプロパティをfalseに設定します。
このプロパティをfalse に設定すると、SPREADはクライアント側スクリプトからクリップボードへアクセスしません。IEが警告ダイアログを表示することはありません。

この場合、クリップボードを使用したコピー・ペースト機能が無効化されます。SPREADのデータを別のアプリケーションにコピーしたり、別のアプリケーションのデータをSPREADにコピーすることはできません。ただし、同じSPREADの中であればデータのコピーと貼り付けを行うことは可能です。

解説

Internet Explorerでは、Spreadクライアントスクリプトがクリップボードにアクセスすると警告がポップアップします。この問題を回避するには、エンドユーザーにIEの設定を変更するようお願いするか、またはこのプロパティをFalseに設定します。このプロパティをFalseに設定すると、Spreadクライアントスクリプトからクリップボードへのアクセスは行われなくなります。この場合、コピーと貼り付けの操作はSpreadの内部で処理されます。ただし、Spreadのデータを別のアプリケーションにコピーしたり、別のアプリケーションのデータをSpreadにコピーすることはできません。

FpSpread1.UseClipboard = false;
FpSpread1.UseClipboard = False
参照

FpSpread クラス
FpSpread メンバ

開発者の手引き

コピー&ペースト

 

 


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