FlexGrid for WinForms
BeginUpdate メソッド (C1FlexGridBase)
使用例 

C1.Win.FlexGrid.6 アセンブリ > C1.Win.FlexGrid 名前空間 > C1FlexGridBase クラス : BeginUpdate メソッド
EndUpdateメソッドが呼び出されるまでコントロールの更新を抑制することで、パフォーマンスを維持します。
シンタックス
'宣言
 
Public Overrides Sub BeginUpdate() 
public override void BeginUpdate()
解説
BeginUpdateメソッドおよび EndUpdateメソッドはグリッドのパフォーマンスを最適化するために使用されます。多数の変更を行う前に BeginUpdateを呼び出し、再描画の保留が完了したときに、 EndUpdateを呼び出してください。これにより、ちらつきが減少し、パフォーマンスが向上します。グリッドに多数の行を追加する場合、1行追加されるたびに領域を計算してスクロールバーを更新する必要があるため、この最適化が特に効果的です。
使用例
以下のコードは、グリッドに効果的に多数の行を追加する方法を示しています。確実に、再描画の適切な再開が行われるように EndUpdateメソッドが"finally"ブロック内でどのように呼び出されているかに注目してください。
Private Sub UpdateGrid(ByVal flex As C1.Win.FlexGrid.C1FlexGrid)
  Try
    ' 画面のちらつきを防ぐために描画を保留します。
    flex.BeginUpdate()
    flex.Rows.Count = 1
    For i As Integer = 1 To 10000
      flex.AddItem("Row " + i.ToString)
    Next
  Finally
    ' 常に描画を再開します。
    flex.EndUpdate()
  End Try
End Sub
void UpdateGrid(C1FlexGrid flex)
{
  try
  {
     // ちらつきを避けるため描画を保留します。
    flex.BeginUpdate();
    flex.Rows.Count = 1;
    for (int i = 1; i < 10000; i++)
      flex.AddItem("Row " + i.ToString());
  }
  finally
  {
    // 常に再描画を再開します。
    flex.EndUpdate();
  }
}
参照

C1FlexGridBase クラス
C1FlexGridBase メンバ