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度数グラフ
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度数グラフは、縦棒を使用しないヒストグラムです。各縦棒の中点を直線または曲線(スプライン)で結びます。その結果、縦棒が削除されます。C1Chart では、縦棒の1つの中点から特定の縦棒の別の中点への結線は線またはスプラインフィットが可能です。度数グラフは、データが読み取りやすいので、複数のデータセットを比較するときに便利です。

以下の度数グラフは、各散布点からマーカー交差点までのすべてのデータ座標の分布(距離)を示します。散布データ点に関連付けられた番号は、データ点のインデックス値です。

度数グラフの結線を直線にするには、FitType プロパティを Line に設定します。または、曲線にするには FitType を Spline に設定します。度数グラフの利点は、散漫にならずに、分布の重要な特性を示している点にあります。以下のサンプルコードは、度数グラフの FitType プロパティの使用方法を示します。

Visual Basic コードの書き方

Visual Basic
コードのコピー
cds.FitType = FitTypeEnum.Spline

C# コードの書き方

C#
コードのコピー
cds.FitType = FitTypeEnum.Spline;

以下の度数グラフは、上記のグラフと同じですが、距離分布を正規距離分布と比較するための正規曲線を含む点が異なります。表示した正規曲線によって、生データが正規分布に適切な近似値かどうかを評価できます。生データのラベルを非表示にして、2本の曲線をすっきりと描画させます。


グラフ内の Histogram オブジェクトは、NormalDisplay プロパティを提供して表示する(ガウス)正規曲線を取得します。C1Chart のプロパティグリッド内で設計時にこのプロパティにアクセスするには、Histogram ノードを展開して NormalDisplay プロパティを NormalCurve に設定します。NormalDisplay プロパティにアクセスするもう1つの方法として、以下のコードを使用します。

Visual Basic コードの書き方

Visual Basic
コードのコピー
Dim nc As NormalCurve = cg.Histogram.NormalDisplay

C# コードの書き方

C#
コードのコピー
NormalCurve nc = cg.Histogram.NormalDisplay;
注意:文字列 nc は NormalCurve オブジェクトの変数名です。