ActiveReportsは、［スタート］メニューにDesignerとViewerコントロール（Windowsフォーム用とWPF用）の実行ファイルを提供しています。単体のアプリケーションとして機能する実行ファイルを使用し、レポートを素早く作成、編集、表示することができます。単体のデザイナでは、レポートをActiveReports Serverに直接保存し、そこから直接開くことができます。詳細は、「サーバーからレポートを読み込む／保存する」を参照してください。

単体のデザイナアプリケーションでレポートを作成し、.rpxまたは.rdlx形式に保存して、単体のビューワ／WPFビューワアプリケーションでロードすることができます。

単体のデザイナ／ビューワ／WPFビューワにアクセスする

［スタート］メニューから、すべてのプログラム＞PowerTools ActiveReports for .NET 9.0Jへ移動し、［ActiveReports for .NET 9.0J デザイナ］または［ActiveReports for .NET 9.0J ビューワ］または［ActiveReports for .NET 9.0J WPFビューワ］を選択します。

または

単体のアプリケーションは以下に配置されています。

GrapeCity.ActiveReports.Designer.exe （..\ActiveReportsNET9\Tools\Designer）
GrapeCity.ActiveReports.Viewer.exe　（..\ActiveReportsNET9\Tools\Viewer）
GrapeCity.ActiveReports.WpfViewer.exe　（..\ActiveReportsNET9\Tools\WPFViewer）

上記のアプリケーションを再配布することはできません。

単体のデザイナ

単体のデザイナは、PowerTools ActiveReports for .NET 9.0JのインストーラにバンドルされているGrapeCity.ActiveReports.Designer.exeのことを示します。このアプリケーションは、デザイナと共にツールボックス、ツールバー、メニュー、レポートエクスプローラ、［プロパティ］ウィンドウから構成され、Visual Studioと同様なルック&フィールを提供します。

単体のデザイナは、ページレポート、RDLレポートおよびセクションレポートのすべての形式をサポートします。このデザイナでは、デフォルトとしてセクションレポートがロードされています。以下のいずれかの方法を使用してページレポートまたはRDLレポートを開きます。

［ファイル］メニューから、［新規作成］オプションをクリックし、［新規レポートの作成］ダイアログから［ページレポート］または［RDLレポート］を選択します。
ツールバーにある［新規作成］オプションをクリックし、［新規レポートの作成］ダイアログから［ページレポート］または［RDLレポート］を選択します。

［ファイル］メニューにある［名前を付けて保存］オプションを選択してレポートを.rpxまたは.rdlx形式に保存できます。メニューバーに表示される［レポート］メニューは、Visual Studioと同様なものです。詳細は、「［レポート］メニュー」を参照してください。

単体のビューワ

単体のビューワは、PowerTools ActiveReports for .NET 9.0JのインストーラにバンドルされているGrapeCity.ActiveReports.Viewer.exeのことを示します。基本的に、単体のビューワはWindowsフォームアプリケーション上に配置したActiveReportsのWindowsフォーム用のViewerコントロールから構成されています。アプリケーションのデフォルトのユーザーインターフェースでは、Viewerコントロールと共にメニューバーが提供されます。

単体のビューワで.rdlxまたは.rpx形式のレポートをロードするには、［ファイル］メニューから、［開く］オプションを選択し、［開く］ダイアログでロードしたいレポートへのパスを参照します。Viewerコントロールとは違い、単体のアプリケーションでレポートをロードするためにコードを使用する必要はありません。

単体のビューワでは、注釈のツールバーのようなコードで指定する機能は用意されていません。Viewerコントロールでこのような機能を実装する方法については、「Windowsフォーム用のビューワの使用」を参照してください。

単体のWPFビューワ

単体のWPFビューワは、PowerTools ActiveReports for .NET 9.0JのインストーラにバンドルされているGrapeCity.ActiveReports.WpfViewer.exeのことを示します。基本的に、単体のWPFビューワはWPFアプリケーション上に配置したActiveReportsのWPF用のViewerコントロールから構成されています。アプリケーションのデフォルトのユーザーインターフェースでは、Viewerコントロールと共にメニューバーが提供されます。

単体のWPFビューワで.rdlxまたは.rpx形式のレポートをロードするには、［ファイル］メニューから、［開く］オプションを選択し、［開く］ダイアログでロードしたいレポートへのパスを参照します。Viewerコントロールとは違い、単体のアプリケーションでレポートをロードするためにコードを使用する必要はありません。

単体のWPFビューワでは、コードでツールバーをカスタマイズするような機能は用意されていません。Viewerコントロールでこのような機能を実装する方法については、「WPFビューワ」を参照してください。