PowerTools ActiveReports for .NET 9.0J
サーバーからレポートを読み込む/保存する

ActiveReportsでは、ページレポート、RDLレポート、およびセクションレポートをActiveReports Serverに直接保存し、そこから直接開くことができます。この機能を使用すれば、デザイナで作成した新しいレポートをActiveReports Serverに保存したり、既存のレポートをデザイナで開いて変更を加え、ActiveReports Serverに再び保存したりすることが可能です。レポートをサーバーに保存するたびにそのレポートのリビジョンが作成されます。これを使用して、レポートの最新バージョンまたは特定のバージョンをActiveReports Serverから開くことができます。

メモ: ActiveReports Serverへのレポートの保存/ActiveReports Serverからのレポートの読み込みは、コードセクションレポートではサポートされていません。

サーバーに保存/サーバーから開くオプションへのアクセス方法

単体のデザイナまたはVisual Studioデザイナから[サーバーから開く]または[サーバーに保存]オプションにアクセスできます。

単体のデザイナの場合

単体のデザイナの[ファイル]メニューから[サーバーから開く]または[サーバーに保存]ダイアログにアクセスします。

Visual Studioデザイナの場合

Visual Studioデザイナの[レポート]メニューから[サーバーから開く]または[サーバーに保存]ダイアログにアクセスします。

[サーバーからレポートを開く]ダイアログの要素

このダイアログは、単体のデザイナの[ファイル]メニューまたはVisual Studioデザイナの[レポート]メニューから[サーバーから開く]オプションを選択したときに表示されます。このダイアログのオプションを使用してレポートの特定のリビジョンをActiveReports Serverから開き、デザイナで変更を加えることができます。

[サーバーからレポートを開く]ダイアログは以下の要素で構成されています。
要素 説明
URL ActiveReports Serverに保存されたレポートにアクセスするためのサーバーURL(Uniform Resource Locator)を入力します。サーバーURLの形式は"http://<ServerName>:<PortNumber>/"です。ここで、ServerNameはActiveReports Serverがインストールされているコンピュータの名前を示し、PortNumberはサーバーがインストールされているIIS上のポートを示します。例: http://1.x.x.x:8080/
ユーザー名 ActiveReports Server上のレポートにアクセスするためのユーザー名を入力します。
パスワード ActiveReports Serverにログインするためのパスワードを入力します。
接続 ActiveReportsデザイナをActiveReports Serverに接続します。
接続状態 接続状態が表示されます。
レポートの選択 カテゴリフォルダー階層での現在の場所を示します。たとえば、\\ActiveTunes\Invoiceの場合は、現在ActiveTunesフォルダーの下のInvoiceフォルダーにいることを示します。
更新 ActiveReports Server上にあるレポートのリストを更新します。
1つ上の階層 1つ上のフォルダーに移動します。
レポートの名前 ActiveReports Serverに保存されているレポートの名前、カテゴリ、およびサブカテゴリのリストが表示されます。詳細については、「レポートのカテゴリ」を参照してください。
リビジョン レポートの最新のリビジョン番号が表示されます。
更新日 レポートが最後に更新された日付が表示されます。
更新者 レポートを最後に変更した人の名前が表示されます。
コメント ユーザーがレポートの保存時に入力した最新リビジョンのコメントが表示されます。
開く レポートの最新バージョンをActiveReportsデザイナで開きます。
リビジョンを開く レポートの特定のリビジョンを開きます。詳細については、「[リビジョンを開く]ダイアログ」を参照してください。
キャンセル レポートを開かずにダイアログを閉じます。

[リビジョンを開く]ダイアログの要素

このダイアログは、[サーバーからレポートを開く]ダイアログの[リビジョンを開く]ボタンをクリックしたときに表示されます。[リビジョンを開く]ダイアログでは、レポートの特定のリビジョンをActiveReports Serverから開くことができます。

[リビジョンを開く]ダイアログは以下の要素で構成されています。
要素 説明
リビジョン レポートのリビジョン番号が表示されます。
更新日 レポートが変更された日付が表示されます。
更新者 レポートを変更した人の名前が表示されます。
コメント ユーザーがレポートの保存時に入力したリビジョンのコメントが表示されます。
開く レポートの特定のリビジョンをActiveReportsデザイナで開きます。
キャンセル レポートを開かずにダイアログを閉じます。

[サーバーにレポートを保存]ダイアログの要素

このダイアログは、単体のデザイナの[ファイル]メニューまたはVisual Studioデザイナの[レポート]メニューから[サーバーに保存]オプションを選択したときに表示されます。これらのレポートはActiveReports Serverに直接保存され、レポートを保存するたびにリビジョンが作成されます。これらのレポートはActiveReports Serverでプレビューできます。詳細については、「レポートのプレビュー」を参照してください。

[サーバーにレポートを保存]ダイアログは以下の要素で構成されています。
要素 説明
URL ActiveReports Serverに保存されたレポートにアクセスするためのサーバーURL(Uniform Resource Locator)を入力します。サーバーURLの形式は"http://<ServerName>:<PortNumber>/"です。ここで、ServerNameはActiveReports Serverがインストールされているコンピュータの名前を示し、PortNumberはサーバーがインストールされているIIS上のポートを示します。例: http://1.x.x.x:8080/
ユーザー名 ActiveReports Server上のレポートにアクセスするためのユーザー名を入力します。
パスワード ActiveReports Serverにログインするためのパスワードを入力します。
接続 ActiveReportsデザイナをActiveReports Serverに接続します。
接続状態 接続状態が表示されます。
レポートの選択 カテゴリフォルダー階層での現在の場所を示します。たとえば、\\ActiveTunes\Invoiceの場合は、現在ActiveTunesフォルダーの下のInvoiceフォルダーにいることを示します。
更新 ActiveReports Server上にあるレポートのリストを更新します。
1つ上の階層 1つ上のフォルダーに移動します。
レポートの名前 ActiveReports Serverに保存されているレポートの名前、カテゴリ、およびサブカテゴリのリストが表示されます。詳細については、「レポートのカテゴリ」を参照してください。
リビジョン レポートの最新のリビジョン番号が表示されます。
更新日 レポートが最後に更新された日付が表示されます。
更新者 レポートを最後に変更した人の名前が表示されます。
コメント ユーザーがレポートの保存時に入力した最新リビジョンのコメントが表示されます。
レポートの名前 ActiveReports Serverに保存するレポートの名前を入力します。
説明 レポートの簡単な説明を入力します。
コメント レポートに加えた変更に関連するリビジョンコメントを入力します。
保存 ActiveReports Server上の選択したカテゴリの下にレポートを直接保存します。このレポートはレポートリストに追加され、ActiveReports Serverにレポートを保存するたびにリビジョンが作成されます。
キャンセル レポートを保存せずにダイアログを閉じます。

関連トピック

概念

 

 


©2003-2015 GrapeCity inc. All rights reserved.