PowerTools ActiveReports for .NET 9.0J
ドリルダウンレポート

ActiveReportsのドリルダウン機能を使用し、レポートの特定のデータを非表示に設定することができます。コントロール、グループ、行または列に対して非表示を設定できます。ドリルダウンを設定したレポートを開くと、詳細情報への要求があるまで上位の階層のデータのみが表示され、詳細なデータが非表示となります。実行時、初期表示のドリルダウンレポートでは、切り替えアイテムとして「+」記号が表示され、それをクリックすると詳細なデータが表示され、アイコンは「-」に変更されます。「-」アイコンをクリックすると、展開した詳細なデータを折りたたむことができます。

コントロール、グループ、列または行に対して[Visibility]プロパティを設定し、ドルダウンレポートを作成できます。レポートコントロールの初期表示を[非表示]に設定し、ユーザーが他のレポートコントロール(通常はTextBox)をクリックすると、表示を切り替えるように設定できます。

ドリルダウンレポートをエクスポートまたは描画拡張機能を使用して描画すると、折りたたんだデータはエクスポートされたファイルに表示されません。すべてのデータをエクスポートされたファイルで表示するには、全体のデータを展開する必要があります。

但し、「XmlRenderingExtension」を使用してレポートを描画すると、展開や折りたたんだ状態に設定したことにかかわらず、すべてのデータが表示されます。

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