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Excelファイルの読み込み

Excel形式(BIFF8形式)またはOpen XML形式(.xlsx)のExcelファイルを開けます。複数のシートをもつExcelファイル全体をコントロールに読み込むことも、Excelファイルのシートを、名前またはシートインデックスで指定し、コントロールの指定したシートに読み込むこともできます。

Excelファイル内のすべてのシートを開くには、FpSpreadクラスのOpenExcelメソッドを使用します。このメソッドには複数のオーバーロードがあり、ExcelOpenFlags列挙体の値を指定できるものがあります。ExcelOpenFlags列挙体を使用すると、固定行および列をどのように読み込むか、データだけを読み込むかなど、様々なオプションを指定できます。Excelファイルの特定のシートだけを開くには、SheetViewクラスのいずれかのOpenExcelメソッドを使用して、開くシートの名前またはシートインデックスを指定します。

  • シートインデックスは、ゼロから始まることに注意してください。つまり、先頭シートは0、2番目のシートは1となります。
  • 読み込もうとしたExcelファイルが、その時点で別のアプリケーションで開かれている場合(Excelで開かれている場合など)、読み込みは行われず、コントロールに読み込まれたデータが存在しない状態となります。
  • コントロールには、データ連結モード、および非連結モードがありますが、Excelファイルを読み込むと、コントロールは非連結モードとなりFpSpreadクラスのDataSourceプロパティはnull値を返します。

Excelファイルの読み込みについて、詳しくは「Excel 形式ファイルのインポート/エクスポート」を参照してください。

サンプルコード

次のサンプルコードは、Excelファイルの4番目のシートを、コントロールのアクティブシートに読み込みます。

C#
コードのコピー
// Excelファイルのシート3を開きます。
fpSpread1.ActiveSheet.OpenExcel("C:\\excelfile.xls", 3);
Visual Basic
コードのコピー
' Excelファイルのシート3を開きます。
FpSpread1.ActiveSheet.OpenExcel("C:\excelfile.xls", 3)

SPREAD デザイナの使用

  1. [ファイル]メニューアイコンから[開く]を選択します。
  2. ファイルを開くことによって既存の設定が上書きされることを警告するダイアログが表示されます。 ファイルのオープンを続行するには、[はい]をクリックします。
    [ファイルを開く]ダイアログが表示されます。
  3. [ファイルの種類]ボックスで Excel 形式(*.xls)を指定します。
    コンマ区切りファイルを開くには、[ファイルの種類]ボックスで「コンマ区切りファイル(*.csv)」を指定します。
  4. 開くファイルのパスと名前を指定して、〈開く〉をクリックします。
    このファイルが正常に開かれた場合は、ファイルが開かれたことを示すメッセージが表示されます。
  5. 〈OK〉をクリックし、SPREAD デザイナを終了します。
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