ワークブックとは、1つ以上のワークシートを含むスプレッドシートドキュメントです。ワークブックのコレクションによりワークブックセットが作成されます。デフォルトでは、ワークブックセットには1つのワークブックが含まれます。

ワークブックの取得

Workbook プロパティを使用することで、ワークブックを取得できます。

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// ワークブックを取得します。 GrapeCity.Spreadsheet.IWorkbook workbook = GcSpreadSheet.Workbook;

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'ワークブックを取得します。 Dim workbook As GrapeCity.Spreadsheet.IWorkbook = GcSpreadSheet.Workbook

ワークブックを開く（Excelインポート）

Excelをインポートするには、GcSpreadSheetクラスのOpenExcelメソッドを使用します。

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// OpenExcelメソッドを使用してExcelをインポートし、GcSpreadSheetのワークブックと置き換えます。 GcSpreadSheet.OpenExcel("test.xlsx");

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'OpenExcelメソッドを使用してExcelをインポートし、GcSpreadSheetのワークブックと置き換えます。 GcSpreadSheet.OpenExcel("test.xlsx")

メモ： BIFF8形式(.xls)のインポート／エクスポートはサポートしていません。

ワークブックの保護

IWorkbookインターフェイスのProtectメソッドを使用して、ワークブックの構造を保護できます。

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//ワークブックを保護します。 GcSpreadSheet.Workbook.Protect(GrapeCity.Spreadsheet.WorkbookLocks.Structure, "password");

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'ワークブックを保護します。 GcSpreadSheet.Workbook.Protect(GrapeCity.Spreadsheet.WorkbookLocks.[Structure], "password")

メモ： WorkbookLocks列挙体のWindowsはExcelインポート／エクスポートのみサポートされており、ユーザーインターフェース上での保護はサポートされていません。

ドキュメントプロパティの設定

ドキュメントプロパティをカスタマイズするには、IWorkbookクラスのBuiltinDocumentPropertiesプロパティを使用します。ドキュメントプロパティ（タイトル、件名、作成者、カテゴリ、コメント、テンプレート、会社、コンテンツステータス、コンテンツタイプ、作成日、ドキュメントバージョン、ドキュメント形式、ハイパーリンクベース、およびワークブックの他の有用なデータなど）を変更するには、BuiltinDocumentProperties列挙型をパラメータとして使用します。

以下のサンプルコードでは、ワークブックの作成者を設定する方法を示します。

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// ドキュメントプロパティを設定します。 GcSpreadSheet.Workbook.BuiltinDocumentProperties[GrapeCity.Core.BuiltinDocumentProperties.Company].Text = "GrapeCity";

	コードのコピー
'ドキュメントプロパティを設定します。 GcSpreadSheet.Workbook.BuiltinDocumentProperties(GrapeCity.Core.BuiltinDocumentProperties.Company).Text = "GrapeCity"

テーマの適用

ワークシートの外観を強化するには、ワークブックにカスタムテーマを適用します。IWorkbookインタフェースのApplyThemeメソッドを使用して.xlsxやExcelテーマファイルの.thmx形式で指定します。

	コードのコピー
// ワークブックにテーマを適用します。 GcSpreadSheet.Workbook.ApplyTheme("Damask.thmx");

	コードのコピー
'ワークブックにテーマを適用します。 GcSpreadSheet.Workbook.ApplyTheme("Damask.thmx")