SPREAD for WPF 3.0J - GcSpreadSheet
CSVへのエクスポート
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GcSpreadSheetでは、データをCSV形式(カンマで区切られたデータ)でエクスポートできます。CSV(Comma-Seprated Values)ファイルは、テキストデータをいくつかのフィールドに分けて、各フィールドをカンマ「,」で区切ったテキスト形式のファイルです。CSVは、書式設定や数式を保持せずに、データを単一のシートとしてファイルに保存します。デフォルトでは、アクティブシートのデータがCSVファイルに保存されますが、ExportContextクラスのWorksheetプロパティを使用して、特定のスプレッドシートをCSVファイルでエクスポートすることができます。

メモ:ワークシートのヘッダはCSVファイルにエクスポートされません。

以下のコードは、FileFormat列挙体の値をCSVに設定して、2番目のシートのデータをCSVファイルに保存します。

コードのコピー
ExportContext exportContext = new ExportContext();
exportContext.Worksheet = GcSpreadSheet.Workbook.Worksheets[1];
// FileFormatをCSVに設定し、SaveAsメソッドを使用して、ワークシートをCSV形式で保存します。
GcSpreadSheet.Workbook.SaveAs("CSVFromGcSpreadSheet.csv",GrapeCity.Spreadsheet.IO.FileFormat.CSV, null, context: exportContext);
コードのコピー
Dim exportContext As ExportContext = New ExportContext()
exportContext.Worksheet = GcSpreadSheet.Workbook.Worksheets(1)
' FileFormatをCSVに設定し、SaveAsメソッドを使用して、ワークシートをCSV形式で保存します。
GcSpreadSheet.Workbook.SaveAs("SavedCSV.csv", GrapeCity.Spreadsheet.IO.FileFormat.CSV, Nothing, context:=exportContext)