SPREAD for WPF 3.0J - GcSpreadSheet
データのドラッグ&ドロップ
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GcSpreadSheetでは、マウスを使用して、列、行、セル範囲のデータをドラッグして移動したり、ドラッグしてコピーしたりすることができます。また、DragDropMode列挙体を使用して、シート上にて選択されたセルデータのドラッグ&ドロップ操作を実行できます。この列挙体に設定できる値は次の通りです。

説明
None 行、列、または選択したセル範囲をドラッグして移動しません。
Column 列だけをドラッグして移動します。
Range 選択されたセル範囲をドラッグして移動します。
Row 行だけをドラッグして移動します。
All 行、列、選択されたセル範囲をドラッグして移動できます。

ドラッグ&ドロップは、以下の設定に対応しています。

ドラッグ&ドロップは、以下の操作に対応していません。

ドラッグして移動する

マウスを使用して、選択したセル範囲のデータをドラッグして移動できます。選択したセル、列、行、またはセル範囲の端にマウスポインタを合わせてクリックし、押したままにします。選択したセル範囲を移動している間、テキストチップが表示され、目的の場所を示します。マウスボタンを離すと、目的の場所にデータが表示されます。

ドラッグしてコピーする

マウスを使用して、選択したセル範囲のデータをドラッグしてコピーできます。選択したセル範囲の端にマウスポインタを合わせて、Ctrlキーを押しながらマウスポインタをクリックし、押したままにします。選択したセル範囲をコピーしている間、テキストチップが表示され、目的の場所を示します。マウスボタンを離すと、目的の場所にデータが表示されます。

以下のコードは、DragDropMode列挙体を使用して、選択したセル範囲をドラッグ&ドロップします。

コードのコピー
<gss:GcSpreadSheet x:Name="GcSpreadSheet" DragDropMode="Range" />
コードのコピー
// DragDropModeを「Range」に設定します。
GcSpreadSheet.DragDropMode = DragDropMode.Range;
コードのコピー
' DragDropModeを「Range」に設定します。
GcSpreadSheet.DragDropMode = DragDropMode.Range
メモ:列は、サポートされているデータソースに対してのみ移動またはコピーできます。ITypedListおよびICustomTypeDescriptorタイプは、列のコピーまたは移動をサポートしていません。