GrapeCity SPREAD for WPF 3.0J 関数リファレンス
POISSON.DIST
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ポアソン分布の値を計算します。

書式

POISSON.DIST(nevents,mean,cumulative)

引数

有効な引数は次のとおりです。

引数 説明
nevents イベント数。整数以外の値を指定すると、小数部分が切り捨てられます。0より大きい値を指定します。
mean 期待される平均値。0より大きい値を指定します。
cumulative 関数形式を指定する論理値。TRUEに設定すると、ランダムなイベント発生回数が0からneventsまでの範囲となるような累積ポアソン確率分布関数が算出されます。FALSEに設定すると、イベントの発生回数が正確にneventsとなるようなポアソン確率密度関数が算出されます。

解説

累積ポアソン確率分布関数は次のように計算されます。

ポアソン確率密度関数は次のように計算されます。

xはイベント数(nevents引数)を、muは平均値(mean引数)を表します。

データ型

cumulative引数に対しては論理値を、それ以外の引数に対しては数値データを受け取り、数値データを返します。

サンプル

POISSON.DIST(A3,B4,TRUE)

POISSON.DIST(R1C2,3,FALSE)

POISSON.DIST(7,4,TRUE) 結果: 0.9488663842071525

POISSON.DIST(7,4,FALSE) 結果: 0.059540362609726345