GrapeCity SPREAD for WPF 3.0J 関数リファレンス
演算結果のエラー値
数式の概要 > 演算結果のエラー値

不正な入力、または不正な数式の結果、以下のようなエラー値がセルに表示される場合があります。

説明
#DIV/0! 数式内に0による除算が含まれる場合、または、値が0であるセルや空白セルへの参照が除数として使用されている場合に表示されます。
#N/A 入力値が関数や数式にとって無効である場合、または、配列数式の引数の数が、この配列数式を保持するセル範囲のセル数と異なる場合に表示されます。
#NAME? 数式内のテキストが認識されない場合、関数名のスペルが間違って入力されている場合、または二重引用符(")を付けずにテキストを入力した場合に表示されます。 また、セル範囲の参照にコロン(:)を付けなかった場合にも表示されます。
#NULL! 交わるはずとして指定した2つのセル範囲が、実際には交わっていない場合に表示されます。 この原因としては、参照演算子またはセル参照の入力ミスが考えられます。
#NUM! 数式または関数内の数値が演算不可能である場合、数式の演算結果が大きすぎたり小さすぎたりして表現できない場合、数値を必要とする関数に許容不可能な引数を渡した場合に表示されます。 IRR や RATE などの反復関数を使用するとき、解が見つからない場合にもこのエラー値が表示されます。
#REF! セル参照が無効な場合、数式によって参照されるセルを削除した場合に表示されます。
#VALUE! 引数やオペランドの種類が不正である場合に表示されます。たとえば、数値または論理値を必要とする関数にテキストを指定したり、1つの引数しか受け取らない関数に配列を指定したりした場合です。

数式の概要については、「数式の概要」を参照してください。