GrapeCity SPREAD for WPF 3.0J 関数リファレンス
INTERCEPT
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概要

既存の x 値と y 値を使用して得た回帰直線が y 軸と交わる点の座標(切片)を求めます。

書式

INTERCEPT(dependent,independent)

引数

有効な引数は次のとおりです。

引数 説明
dependent 既知の従属値の配列(y)
independent 既知の独立値の配列(x)

各引数には数値、配列、または参照を指定できます。

解説

切片の算出には、既知の x 値および y 値から得られる最適な回帰直線が使用されます。 切片は、独立変数が0であるときに従属変数の値を求める場合に使用します。 この関数を使用すると、たとえば室温およびそれ以上の環境で計測したデータ点がある場合、0度での金属の電気抵抗を予測できます。

引数として指定した配列または参照に文字列、論理値、または空白セルが含まれると、これらの値は無視されます。ただし、値が0のセルは計算対象となります。

従属変数の数は、独立変数の数と同じである必要があります。

この関数は次のように計算されます。

INTERCEPT Equation

Y は従属変数配列、X は独立変数配列を表し、n は配列のサイズを表します。

データ型

両引数に対して数値配列を受け取り、 数値データを返します。

サンプル

INTERCEPT(G1:G9,F1:F9)

INTERCEPT(R1C7:R9C7,R1C6:R9C6)

INTERCEPT({53000,57000,58000,69000,74500,55620,80000, 68700},{35,31,47,51,37,31,58,39}) 結果:37060.4809987149

参照

FORECAST | 統計関数