GrapeCity SPREAD for WPF 3.0J 関数リファレンス
INT
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概要

指定した値の小数部分を切り下げ、最も近い整数値を返します。

書式

INT(value)

引数

任意の数値を指定できます。

解説

この関数を使用すると、この関数で得た整数値をセル内の数値から引くことで、この数値の小数部分だけを返すことができます(「サンプル」の項目の2番目の例を参照)。

TRUNC 関数も INT 関数と同様に、整数を返します。 ただし TRUNC 関数は、数値の小数部分を単に切り捨てる場合に使用します。切り上げや切り下げは行われません。 INT 関数は数値の小数部分に基づき、元の値に最も近い整数になるように切り下げます。 INT および TRUNC 関数では、負数の扱い方も異なります。 TRUNC(?4.2) は -4 を返しますが、INT(?4.2) は -5 を返します(直近の整数である -4 と -5 のうち、-5 のほうが小さいため)。

データ型

数値データを受け取り、 数値データを返します。

サンプル

INT(A3)

R1C2-INT(R1C2)

INT(2.85) 結果:2

INT(-2.85) 結果:-3

参照

CEILING | EVEN | FLOOR | TRUNC | 数学/三角関数