GrapeCity SPREAD for WPF 2.0J 関数リファレンス
VDB

概要

倍率法を使用して、指定した任意の期間における資産の減価償却費を計算します。

書式

VDB(cost,salvage,life,start,end,factor,switchnot)

引数

有効な引数は次のとおりです。

引数 説明
cost 取得価額(資産を購入した時点での価格)
salvage 残存価額(耐用年数終了時点での価格)
life 資産の耐用年数(資産償却期間)
start 減価償却を計算する開始期を表す数値。life 値と同じ単位を使用します。整数以外の値を指定すると、小数部分が切り捨てられます。
end 減価償却を計算する最終期を表す数値。life 値と同じ単位を使用します。整数以外の値を指定すると、小数部分が切り捨てられます。
factor (オプション)減価償却率。省略すると2とみなされます。
switchnot (オプション)減価償却費が倍率法による計算結果より大きくなった場合、自動的に定額法に切り替えるかどうかを指定する論理値。省略すると False とみなされます。

解説

factor を省略すると、倍率法を示す2が使用されます。 その他の方法で減価償却を計算するには、2以外の値を指定します。 倍率法の詳細については、DDB 関数を参照してください。

データ型

switchnot 引数に対しては論理値、それ以外の引数に対しては数値データを受け取り、 数値データを返します。

サンプル

VDBD(B1,1000,10,1,8)

VDB(50000,500,1200,100,1000,1) 結果:$37,122.94

参照

DB | DDB | SLN | SYD | 財務関数

 

 


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