GrapeCity SPREAD for WPF 2.0J 関数リファレンス
VAR

概要

母集団(数値のみ)の標本に基づく分散を返します。

書式

VAR(value1,value2,...)

VAR(array)

VAR(array1,array2,...)

引数

各引数には倍精度小数点値、整数値、またはこれらの配列(セル範囲)を使用できます。 指定可能な引数の数は最大 255 個です。 値を1つ1つ列挙するのではなく、1つの配列(セル範囲)として指定できます。 また、複数の配列(セル範囲)を使用することもできます。

解説

分散は、一群のデータが平均値からどれだけ散らばっているかを示します。

この関数は次のように計算されます。n は引数値の数を表します。

VAR Equation

x が引数値であり、n は値の数を表します。

この関数は、受け取った引数を母集団の標本とみなします。 母集団全体の分散を調べるには、VARP 関数を使用して母分散を計算します。

この関数と VARA 関数との違いは、VARA には数値だけでなくテキストや論理値も指定できるという点です。

データ型

全引数に対して数値データを受け取り、 数値データを返します。

サンプル

VAR(B3,C4,B2,D10,E5)

VAR(A1:A9)

VAR(R1C2,100,R2C5,102)

VAR(R1C1:R9C1)

VAR(R1C1:R1C9)

VAR(98,85,76,87,92,89,90) 結果:45.8095238095

参照

AVERAGE | COVAR |VARP | VARA | 統計関数

 

 


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