GrapeCity SPREAD for WPF 2.0J 関数リファレンス
T.TEST

概要

スチューデントの t 検定における確率を返します。 TEST 関数を利用すると、2 つの標本が平均値の等しい母集団から取り出されたものであるかどうかを確率的に予測することができます。

書式

T.TEST(array1, array2, tails, type)

引数

有効な引数は次のとおりです。

引数 説明
array1 対象となる一方のデータ。
array2 対象となるもう一方のデータ。
tails 片側分布を計算するか、両側分布を計算するかを、数値で指定します。 尾部に 1 を指定すると片側分布の値が計算されます。 尾部に 2 を指定すると両側分布の値が計算されます。
type 実行する t 検定の種類を数値で指定します。

type引数に指定する数値は次のとおりです。

type引数 説明
1 対をなすデータの t 検定
2 等分散の 2 標本を対象とする t 検定
3 非等分散の 2 標本を対象とする t 検定

解説

データ型

各引数に数値データのデータ範囲、および数値データを受け取り、 数値データを返します。

サンプル

T.TEST(A2:A10,B2:B10,2,1)

Excel形式ファイルへのエクスポート

Excel 2010以降をサポートします。BIFF8(xls)形式には対応していません。

参照

統計関数

 

 


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