GrapeCity SPREAD for WPF 2.0J 関数リファレンス
PV

概要

特定の利率、定期払いの回数と支払額、および将来価値を条件として、投資の現在価値を返します。 現在価値とは、将来行われる一連の支払いが、現時点でどれだけの価値があるのかを示す合計額です。

書式

PV(rate,numper,paymt,fval,type)

引数

有効な引数は次のとおりです。

引数 説明
rate 期間あたりの利率(パーセント単位)
numper 合計支払回数
paymt 毎回の支払額。投資期間内は支払額を変更できません。
fval (オプション)将来価値。省略すると、支払いのみを想定した金額が算出されます。
type (オプション)支払期日。支払が期末に行われる場合は0、期首に行われる場合は1を指定します。省略すると0とみなされます。

すべての引数の値は、出金(預入金など)は負数で、入金(配当金など)は正数で指定します。

解説

rate および number 引数には、単位を統一した値を指定します。 たとえば年利 8% の5年ローンを月払いで返済する場合は、rate 引数に 0.08/12、number 引数に 5*12 を指定します。 同じローンを年払いで返済する場合は、rate 引数に 0.08、numper 引数に5を指定します。

データ型

全引数に対して数値データを受け取り、 数値データを返します。

サンプル

PV(B1/12,N24,-75,0,1)

PV(R1C1/12,48,R1C2,0,0)

PV(0.005,60,-100,0,1) 結果:$5,198.42

参照

FV | NPER | PMT | 財務関数

 

 


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