GrapeCity SPREAD for WPF 2.0J 関数リファレンス
MROUND

概要

指定の倍数となるように丸めた値を返します。

書式

MROUND(number,multiple)

引数

有効な引数は次のとおりです。

引数 説明
number 丸めの対象となる数値
multiple 丸めの基準となる数値

解説

この関数は、multiple の最も近い倍数になるように number を丸めます(切り上げまたは切り下げ)。 偶数の場合は2つの選択肢(切り上げまたは切り下げ)がありますが、関数の計算結果は0から遠いほうの値となります。 たとえば、MROUND(18,4) の結果は 20 となります。16 も同様に 18 に最も近い4の倍数ですが、0から遠いほうの値である 20 が返されます。 MROUND(-18,-4) の場合も、やはり -16 より -20 のほうが0より遠いために -20 が返されます。

データ型

両引数に対して数値データを受け取り、 数値データを返します。

サンプル

MROUND(B14,3)

MROUND(R14C2,5)

MROUND(100,8) 結果:104

MROUND (11,8) 結果:8

MROUND (12,8) 結果:16

MROUND (13,8) 結果:16

MROUND (-12,-8) 結果:-16

MROUND (50,8) 結果:48

MROUND (-50,-8) 結果:-48

参照

ROUND | 数学/三角関数

 

 


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