GrapeCity SPREAD for WPF 2.0J 関数リファレンス
HYPGEOM.DIST

概要

超幾何分布関数の値を返します。 HYPGEOM.DIST 関数では、指定された標本数、母集団の成功数、母集団の大きさから、一定数の標本が成功する確率を計算します。 HYPGEOM.DIST 関数は、一定の母集団を対象とした分析に使います。ただし、それぞれの事象は成功または失敗の 2 つの状態だけで、分析の対象となる標本は母集団から無作為に抽出されるとします。

書式

HYPGEOM.DIST(sample_s, number_sample, population_s, number_pop, cumulative)

引数

有効な引数は次のとおりです。

引数 説明
sample_s 標本内で成功する数を指定します。
number_sample 標本数を指定します。
population_s 母集団内で成功する数を指定します。
number_pop 母集団全体の数を指定します。
cumulative 計算に使用する関数の形式を論理値で指定します。 関数形式が TRUE の場合は、累積分布関数の値を返します。FALSE の場合は、確率質量関数の値を返します。

解説

データ型

各引数に数値、および論理値データを受け取り、 数値データを返します。

サンプル

HYPGEOM.DIST(1,4,8,20,TRUE) 結果:0.4654

HYPGEOM.DIST(1,4,8,20,FALSE) 結果:0.3633

Excel形式ファイルへのエクスポート

Excel 2010以降をサポートします。BIFF8(xls)形式には対応していません。

参照

統計関数

 

 


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