GrapeCity SPREAD for WPF 2.0J 関数リファレンス
GAMMA.INV

概要

ガンマ分布の累積分布関数の逆関数の値を返します。 p = GAMMA.DIST(x,...) の場合、GAMMA.INV(p,...) = x になります。 この関数は、正規分布に従わないと見られる変数を分析する場合に使います。

書式

GAMMA.INV(probability, alpha, beta)

引数

有効な引数は次のとおりです。

引数 説明
probability ガンマ分布における確率を指定します。
alpha 分布に対するパラメーターを指定します。
beta 分布に対するパラメーターを指定します。 beta= 1 の場合、標準ガンマ分布の値が返されます。

解説

確率の値が指定されると、GAMMA.DIST(x, α, β, TRUE) = 確率となるような値 x がシークされます。 したがって、GAMMA.INV 関数の精度は GAMMA.DIST 関数の精度に依存します。 GAMMA.INV 関数では、反復計算の手法が利用されます。 64 回反復計算を繰り返しても計算結果が収束しない場合、エラー値 #N/A が返されます。

データ型

各引数に数値データを受け取り、 数値データを返します。

サンプル

GAMMA.INV(0.068094,9,2) 結果:10.0000112

Excel形式ファイルへのエクスポート

Excel 2010以降をサポートします。BIFF8(xls)形式には対応していません。

参照

GAMMA.DIST | 統計関数

 

 


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