GrapeCity SPREAD for WPF 2.0J 関数リファレンス
EXPONDIST

概要

指数分布関数または確率密度関数の値を計算します。

書式

EXPONDIST(value,lambda,cumulative)

引数

有効な引数は次のとおりです。

引数 説明
value 関数に代入する値。正数または0を指定します。
lambda パラメータ値。0より大きい値を指定します。
cumulative 累積分布関数の値を返すかどうかを示す論理値。True に設定すると累積分布関数、False に設定すると確率密度関数が計算されます。

解説

この関数は、特定のイベントの発生間隔をモデル化するために使用します。ATM によって現金が支払われるプロセスにかかる時間などのモデル化が、この例です。 この関数を使用すると、たとえば、この ATM プロセスが最大1分かかる確率を算出できます。

累積分布関数は次のように計算されます。

Equation EXPONDIST cumulative distribution

x は value 引数を、λは lambda 引数を表します。

確率密度関数は次のように計算されます。

Equation EXPONDIST (probability density)

x は value 引数を、λは lambda 引数を表します。

データ型

cumulative 引数に対しては論理値、それ以外の全引数に対しては数値データを受け取り、 数値データを返します。

サンプル

EXPONDIST(C12,10,TRUE)

EXPONDIST(R12C3,8,FALSE)

EXPONDIST(0.2,10,TRUE) 結果:0.8646647168

参照

BINOMDIST | 統計関数

 

 


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