GrapeCity SPREAD for WPF 2.0J 関数リファレンス
COVAR

概要

2組の対応するデータセットにおいて、各組の標準偏差の積の平均値(共分散)を返します。

書式

COVAR(array1,array2)

引数

引数として指定する2つのデータ配列は、次の基準を満たす必要があります。

解説

共分散は、2組のデータセット間の関係を分析するために使用します。 たとえば、ある母集団において、教育水準が高い人ほど高い収入を得ているのかどうかを調べることができます。

共分散は次のように計算されます。n は配列の大きさ、μは平均値を表します。

COVAR Equation

データ型

両引数に対して数値配列を受け取り、 数値データを返します。

サンプル

COVAR(J2:J5,L2:L5)

COVAR(R2C12:R15C12,R2C14:R15C14)

COVAR({7,5,6},{7,4,4}) 結果:1

COVAR({5,10,15,20,25},{4,8,16,32,64}) 結果:144

参照

CORREL | VAR | 統計関数

 

 


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