GrapeCity SPREAD for WPF 2.0J 関数リファレンス
CHISQ.INV.RT

概要

カイ 2 乗分布の右側確率の逆関数の値を返します。

確率 = CHISQ.DIST.RT(x,...) であるとき、CHISQ.INV.RT(確率,...) = x という関係が成り立ちます。この関数は、実測値と期待値を比較して、仮説の妥当性を検定するために使います。

書式

CHISQ.INV.RT(probability, deg_freedom)

引数

有効な引数は次のとおりです。

引数 説明
probability カイ 2 乗分布における確率を指定します。
deg_freedom 自由度を表す数値を指定します。

解説

確率の値が指定されると、CHISQ.DIST.RT(x, 自由度) = 確率となるような値 CHISQ.INV.RT がシークされます。したがって、CHISQ.INV.RT 関数の精度は CHISQ.DIST.RT 関数の精度に依存します。CHISQ.INV.RT 関数では、反復計算の手法が利用されます。64 回反復計算を繰り返しても計算結果が収束しない場合、エラー値 #N/A が返されます。

データ型

各引数に数値データを受け取り、 数値データを返します。

サンプル

CHISQ.INV.RT(0.050001,10) 結果:18.306973

Excel形式ファイルへのエクスポート

Excel 2010以降をサポートします。BIFF8(xls)形式には対応していません。

参照

CHISQ.DIST.RT | 統計関数

 

 


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