GrapeCity SPREAD for WPF 2.0J 関数リファレンス
BETA.DIST

概要

β分布を返します。

β分布は、複数の標本を対象に割合の変化を分析する場合などに使用します (たとえば、複数の人が 1 日のうちにテレビを見ている時間の割合を算出するときは、この関数を使用します)。

書式

BETA.DIST(x, alpha, beta, cumulative, A, B)

引数

有効な引数は次のとおりです。

引数 説明
x 区間 A 〜 B の範囲内で、関数を評価する時点を指定します。
alpha 確率分布のパラメーターを指定します。
beta 確率分布のパラメーターを指定します。
cumulative 計算に使用する関数の形式を論理値で指定します。関数形式が TRUE の場合は、累積分布関数の値を返します。FALSE の場合は、確率密度関数の値を返します。
A (オプション)x の区間の下限を指定します。
B (オプション)x の区間の上限を指定します。

解説

データ型

各引数に数値、および論理値データを受け取り、 数値データを返します。

サンプル

BETA.DIST(2,8,10,TRUE,1,3) 結果:0.6854706

BETA.DIST(2,8,10,FALSE,1,3) 結果:1.4837646

Excel形式ファイルへのエクスポート

Excel 2010以降をサポートします。BIFF8(xls)形式には対応していません。

参照

BETA.INV | 統計関数

 

 


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