GrapeCity SPREAD for WPF 2.0J
ソートのカスタマイズ

ユーザーによる並び替えが有効な場合、ユーザーが列ヘッダをクリックすると値はデータの型にしたがって比較され、初回は昇順で並び替えが行われます。この動作は変更できます。列の DefaultSortDescription プロパティに並び替える列の情報を表す SpreadSortDesciption を設定します。設定項目は次のとおりです。

SpreadSortDesciption の設定項目 説明
ColumnIndex 列インデックス(DefaultSortDescription プロパティへの設定では自動的に設定されます)
ColumnName 列名(DefaultSortDescription プロパティへの設定では自動的に設定されます)
Comparer 比較方法
Direction 初回の並び順(昇順または降順)
IsCaseSensitive 大文字と小文字を区別するかどうか

サンプルコード

次のサンプルコードは、指定した列を初回は降順で並び替えるよう設定します。

C#
コードのコピー
gcSpreadGrid1.Columns["BirthDate"].DefaultSortDescription =
new SpreadSortDescription() { Direction=ListSortDirection.Descending};
Visual Basic
コードのコピー
GcSpreadGrid1.Columns(0).DefaultSortDescription = _
New SpreadSortDescription() With {.Direction = ListSortDirection.Descending}

比較方法のカスタマイズ

値はデータの型にしたがい数値は数値として文字列は文字列として比較されますが、並び替える列の情報を表す SpreadSortDesciption に Comparer を設定して独自の比較方法で並び替えを実行できます。

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