GrapeCity SPREAD for WPF 2.0J
印刷の設定

印刷に関する設定は、コントロールの PrintSettings プロパティで印刷設定を表す PrintSettings を参照して行います。たとえば、印刷の向きを設定するには次のサンプルコードのように PrintSettings の PageOrientation プロパティを設定します。

サンプルコード
C#
コードのコピー
gcSpreadGrid1.PrintSettings.PageOrientation = PrintPageOrientation.Landscape;
gcSpreadGrid1.Print();
Visual Basic
コードのコピー
GcSpreadGrid1.PrintSettings.PageOrientation = PrintPageOrientation.Landscape
GcSpreadGrid1.Print()

PrintSettings の主な設定は次のとおりです。

印刷範囲

既定ではコントロール全体が印刷の対象となりますが、セル範囲またはページを指定して印刷することもできます。印刷範囲を指定するには PrintSettings の PrintArea プロパティを設定します。次の設定値があります。

PrintArea の設定値 説明
All 既定。コントロール全体。
CellRange 指定したセル範囲。印刷するセル範囲は PrintSettings の CellRange プロパティで設定します。
PageRange 指定したページ。印刷するページは PrintSettings の StartPage および EndPage プロパティで設定します。

印刷ダイアログを表示しない印刷

PrintSettingsの ShowPrintDialog プロパティを False に設定します。

印刷の向き/用紙サイズ/先頭ページの番号/ページの方向

PrintSettings の PageOrientation プロパティで印刷の向き、PaperSize プロパティで用紙サイズ、FirstPageNumber プロパティで先頭ページの番号を設定します。また、行および列の両方で改ページする場合、PageOrder プロパティでページの進む方向(印刷の順序)を設定します。

改ページ

行および列を指定して改ページを挿入できます。指定した行で改ページするには、行の IsPreakBreak プロパティを True に設定します。指定した列で改ページするには、列の IsPageBreak プロパティを True に設定します。なお、一覧を1レコード複数行で表示している場合のように、コントロールにレイアウトテンプレートを設定している場合は、レイアウト テンプレートの列を表す TemplateColumnDefinitionIsPageBreak プロパティを True に設定します。次のサンプルコードは、10 行目で改ページします。

サンプルコード
C#
コードのコピー
gcSpreadGrid1.Rows[9].IsPageBreak = true;
Visual Basic
コードのコピー
GcSpreadGrid1.Rows(9).IsPageBreak = True

行ヘッダ/列ヘッダの印刷

既定では、すべてのページにコントロールの行ヘッダおよび列ヘッダを印刷します。PrintSettings の PrintRowHeader プロパティで行ヘッダの設定を、PrintColumnHeader プロパティで列ヘッダの設定を変更できます。

余白/ページ中央

PrintSettings の Margin プロパティでコントロールの余白、HeaderMargin プロパティおよび FooterMargin プロパティでヘッダ/フッタの余白を設定します。コントロールをページ中央に配置するには Centering プロパティを設定します。

グリッド線および外周

グリッド線を表示して印刷するかどうかを PrintSettings の ShowGridline プロパティで設定します。印刷時のコントロール外周の境界線の色は PrintSettings の OutlineColor プロパティで、境界線の太さは OutlineThickness プロパティで設定します。

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