GrapeCity SPREAD for WPF 2.0J
スピン機能(数値型セル)

数値型セルは、値を増減するスピン機能を提供します。既定では、次の図のようにスピンボタンが表示されます。

スピン機能の有効化

ユーザーは次の方法でスピン機能で値を増減できます。

スピン機能を有効にするには AllowSpin プロパティを設定します。また、スピンボタンの表示方法は SpinButtonVisibility プロパティで設定できます。

スピン モードと増減値

値の増減をキャレットが置かれている桁、フィールド単位、セルの値全体のいずれに対して行うかを SpinMode プロパティで設定できます。次の設定値があります。

SpinMode の値 説明
Digits キャレットが存在する桁の値を増減します。増減値は SpinIncrement プロパティで設定します。
Field キャレットが存在するフィールドの値を増減します。増減値は SpinIncrement プロパティで設定します。
Value キャレットの位置に関わらず、セルの値を増減します。増減値は SpinIncrementValue プロパティで設定します。

値のループ

増減により値が最大値を超える場合は最小値を、最小値を下回る場合は最大値を設定するかどうかを SpinAllowWrap プロパティに設定します。

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