GrapeCity SPREAD for Windows Forms 12.0J 移行ガイド
LegacyBehaviors

LegacyBehaviorsに関する変更点は、次のとおりです。

LegacyBehaviors.CalculationEngine

デフォルトでは、12.0Jでワークシートで使用されている日付/時刻関数と数式は、結果としてシリアル数を返します。  

しかし、LegacyBehaviors.CalculationEngineを使用すると、結果としてシリアル値ではなく日付(DateTime)値が返されます。

LegacyBehaviors.PropertyDefaults

デフォルトでは、12.0JでLegacyBehaviors.PropertyDefaultsはオフになっています。このフラグをオフにした場合、旧バージョンと比較して以下の変更点があります。

  1. 次のAPIのデフォルト値の変更

    FpSpread.AllowUserFormulasはtrueになります。
    FpSpread.AllowDragDropはtrueになります。
    FpSpread.AllowDragFillはtrueになります。
    FpSpread.AllowSheetMoveはtrueになります。
    FpSpread.AllowEditOverflowはtrueになります。
    FpSpread.BorderCollapseはBorderCollapse.Collapseになります。
    FpSpread.ResizeZeroIndicatorはEnhancedになります。
    FpSpread.TabStripPolicyはTabStripPolicy.Alwaysになります。
    SheetView.SelectionPolicyはSelectionPolicy.MultiRangeになります。
    SheetView.AutoFilterModeはAutoFilterMode.EnhancedContextMenuになります。                       


  2. キーボードナビゲーションによる変更

    [F2] キーを押すと現在のセルをクリアせずに編集が開始されます。
    [BackSpace]キーを押すと空のエディタで編集が開始されます。
    F4]キーを押すと同じ効果が得られます。
    ユーザーがセルに移動して入力を開始すると、セルの値は入力された値に置き換えられます。
    [Delete]キーを押すと、現在選択されているデータまたは数式を持つセルをクリアします。

12.0.4500.2012での変更点に戻る

 

 


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