GrapeCity SPREAD for Windows Forms 11.0J 関数リファレンス
数式での関数の使用

関数とは、引数と呼ばれる特定の値を特定の順序で指定して計算を実行するコード セグメントであり、数式内で使用できます。 たとえば、SUM 関数はセル値またはセル範囲の値を合計します。PMT 関数は、利率、借入期間、借入の元金に基づき、借入金の支払額を計算します。使用可能な関数には、SPREAD for Windows Formsに付属する組み込み関数と、独自に作成するユーザー定義関数との2つの種類があります。

引数には、数値、テキスト、論理値、配列、セル範囲、セル参照、またはエラー値を使用できます。 引数に使用できる値は、関数の種類によって決められています。 また、引数には定数、数式、または別の関数を使用することもできます。 ある関数を別の関数の引数として使用することを、関数のネストと呼びます。 一部の引数は省略可能であり、必ずしも指定する必要はありません。このリファレンスではこうした引数に対し、機能説明の前に "(オプション)" と記して区別しています。 詳細については「オプション引数」を参照してください。

関数の書式は関数名で始まり、これに続いて左カッコ、関数固有の引数(コンマで区切って列挙)、および右カッコの順で構成されています。 セル内に直接関数を入力するには、関数名の前に等号(=)を入力します。 以降のトピックでは、SPREAD for Windows Formsで有効な関数について説明します。 各関数の項目では、それぞれの使用例を示しています。 関数の計算結果を示すサンプルでは、少数値は小数点以下 10 桁までを算出しています。

その他の関連トピックは以下のとおりです。

数式の概要については、「数式の概要」を参照してください。

 

 


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