GrapeCity SPREAD for Windows Forms 11.0J 関数リファレンス
LOOKUP

概要

1番目の領域内で値を検索し、2番目の領域から、この値と同じ場所にある値を返します。

書式

LOOKUP(lookupvalue,lookupvector,resultvector)

LOOKUP(lookupvalue,lookuparray)

引数

ベクトル形式

ベクトル形式で使用する引数は次のとおりです。

引数 説明
lookupvalue 検索する値。数値、テキスト、または論理値のほか、値を参照する名前や参照を指定できます。
lookupvector 1行または1列から成るセル範囲。テキスト、数値、または論理値を保持するセルを指定します。セル範囲内の値は昇順になっている必要があります。
resultvector 1行または1列から成るセル範囲。lookupvector 引数と同じサイズとします。

配列形式

配列形式で使用する引数は次のとおりです。

引数 説明
lookupvalue 検索する値。数値、テキスト、または論理値のほか、値を参照する名前や参照を指定できます。
lookuparray テキスト、数値、または論理値を保持する配列。配列内の値は昇順で指定する必要があります。

解説

ベクトル形式

この関数のベクトル形式では、1行または1列からなるセル範囲から指定の値を検索し、同じく1行または1列からなる2番目のセル範囲内から、検索した値と同じ位置の値を返します。

ベクトル形式では、lookupvalue に指定した値が見つからないと、lookupvalue 値以下で最も大きな値が lookupvector から検索されます。

配列形式

この関数の配列形式では、配列の1行目または1列目から指定の値を検索し、配列内の最後の行または最後の列内から、同じ位置の値を返します。

配列形式では、lookuparray 内の行数より列数が多い場合は、最初の行から値が検索されます。 lookuparray 内の列数より行数が多い場合は、最初の列から値が検索されます。 lookuparray 内の値は昇順になっている必要があります。

データ型

数値データまたは文字列データを受け取り、 数値データまたは文字列データを返します。

サンプル

LOOKUP(30,A1:A5,B1:B5)

LOOKUP("A",{"a","b","c","d";1,2,3,5})

使用可能な製品バージョン

製品バージョン 2.5 以降で使用できます。

参照

HLOOKUP | VLOOKUP | 検索/行列関数

 

 


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