GrapeCity SPREAD for Windows Forms 11.0J 関数リファレンス
ERF

概要

上限から下限の範囲で、誤差関数の積分値を計算します。

書式

ERF(limit,upperlimit)

引数

有効な引数は次のとおりです。

引数 説明
limit 下限値(積分の上限値を指定する場合)。upperlimit 引数(上限)を省略すると、この値が上限値とみなされ、下限値は0となります。
upperlimit (オプション)誤差関数の積分の上限

解説

upperlimit に値を指定すると、ERF 関数は limit から upperlimit の範囲で積分値を算出します。 upperlimit 値を指定しないと、ERF 関数は 0 から limit の範囲の積分値を返します。

upperlimit を指定しない場合は、次のように計算されます。

ERF Equation (low limit is zero)

x は limit 引数を表します。

upperlimit を指定する場合は、次のように計算されます。

ERF Equation (hi-lo limits)

lo は limit 引数を、hi は upperlimit 引数を表します。

データ型

数値データを受け取り、 数値データを返します。

サンプル

ERF(K16)

ERF(R16C11,R16,C12)

ERF(0.49) 結果:0.51166826

ERF(0.25,0.85) 結果:0.494341544

使用可能な製品バージョン

製品バージョン 1.0 以降で使用できます。

参照

ERFC | STEYX | エンジニアリング関数

 

 


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