GrapeCity SPREAD for Windows Forms 11.0J 関数リファレンス
AGGREGATE

概要

リストまたはデータベースの集計値を計算します。

書式

AGGREGATE(functionnum, options, reference1, reference2, …)

または

AGGREGATE(functionnum, options, array, k)

引数

有効な引数は次のとおりです。

引数 説明
functionnum 使用する関数を指定する番号コードを参照します(下記の表を参照)。
options 関数の評価範囲で無視する必要がある値を決定する数値を参照します(下記の表を参照)。
reference1 集計値を求める引数を参照します。
reference2 [オプション] 集計値を求める追加の引数を参照します。
array 配列、配列式、または集計値が必要なセルの範囲へのリファレンスを参照します。
k 集計値を求める追加の引数を参照します。

functionnum引数は、この表に示すように、使用する組み込み関数を表す数値です。

組み込み関数 関数コード
AVERAGE 1
COUNT 2
COUNTA 3
MAX 4
MIN 5
PRODUCT 6
STDEV.S 7
STDEV.P 8
SUM 9
VAR.S 10
VAR.P 11
MEDIAN 12
MODE.SNGL 13
LARGE 14
SMALL 15
PERCENTILE.INC 16
QUARTILE.INC 17
PERCENTILE.EXC 18
QUARTILE.EXC 19

options 引数には、次のオプションがあります。

オプション 説明
0 または省略 ネストしたSUBTOTAL とAGGREGATE 関数を無視します。
1 非表示の行、ネストした SUBTOTAL とAGGREGATE 関数を無視します。
2 エラー値、ネストしたSUBTOTAL とAGGREGATE関数を無視します。
3 非表示の行、エラー値、ネストした SUBTOTAL と AGGREGATE 関数を無視します。
4 何も無視します。
5 非表示の行を無視します。
6 エラー値を無視します。
7 エラー値と非表示の行を無視します。

解説

この関数は、列のデータまたは縦方向のセル範囲が設計されます。この関数には、非表示の行とエラー値を無視するオプションがあります。

2 番目のreference 引数を指定する必要があるときにユーザーがこの引数が指定しない場合は、エラー値 #VALUE! が返されます。また、1つ以上の参照が 3-D 参照の場合は、エラー値 #VALUE! が返されます。

reference2 引数は省略可能です。 ただし、この引数には次の関数が必要です。

データ型

数値を受け取り、数値データを返します。

サンプル

AGGREGATE(14,6,B1:B7,3)は結果 5 を返します。B1:B7 は数値リストを含むセル範囲です。

使用可能な製品バージョン

製品バージョン 11.0 以降で使用できます。

 

 


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