PowerTools SPREAD for Windows Forms 8.0J
1行おきのスタイル

シートに対し、1行おきに異なるスタイルを設定できます。 たとえば多くの台帳では、1行おきに緑の背景色が設定されています。 SPREADでは、複数のスタイルを、特定の行おきに繰り返して表示することも可能です。

次の図は、3種類のスタイルを設定しています。サンプルコードを後述します。

1行おき背景色の表示例

設定方法

SheetViewクラスのAltermatingRowsプロパティにインデックスを使用して設定します。 デフォルトの行スタイルは、1行おきの外観の1番目のスタイル(インデックスは「0」)と考えることができます。 1行目にデフォルトの行スタイルを適用する場合は、他の行スタイルには、「1」以降のインデックスを順に設定します。

サンプルコード

次のサンプルコードは、3種類のスタイルを1行ずつ設定したシートを作成します。最初の行には背景色に薄い青、テキスト色に紺を設定、次の行には背景色に薄い黄、テキスト色に紺を設定、3行目には背景色にサーモンピンク、テキスト色に紺を設定します。 3種類のスタイルは、この順序で1行ずつ全行に渡って繰り返されます。

C#
コードのコピー
fpSpread1.Sheets[0].AlternatingRows.Count = 3;
fpSpread1.Sheets[0].AlternatingRows[0].BackColor = Color.RoyalBlue;
fpSpread1.Sheets[0].AlternatingRows[0].ForeColor = Color.Navy;
fpSpread1.Sheets[0].AlternatingRows[1].BackColor = Color.LightYellow;
fpSpread1.Sheets[0].AlternatingRows[1].ForeColor = Color.Navy;
fpSpread1.Sheets[0].AlternatingRows[2].BackColor = Color.Salmon;
fpSpread1.Sheets[0].AlternatingRows[2].ForeColor = Color.Navy;
Visual Basic
コードのコピー
FpSpread1.Sheets(0).AlternatingRows.Count = 3
FpSpread1.Sheets(0).AlternatingRows(0).BackColor = Color.RoyalBlue
FpSpread1.Sheets(0).AlternatingRows(0).ForeColor = Color.Navy
FpSpread1.Sheets(0).AlternatingRows(1).BackColor = Color.LightYellow
FpSpread1.Sheets(0).AlternatingRows(1).ForeColor = Color.Navy
FpSpread1.Sheets(0).AlternatingRows(2).BackColor = Color.Salmon
FpSpread1.Sheets(0).AlternatingRows(2).ForeColor = Color.Navy

SPREAD デザイナの使用

  1. 1行おきの外観を設定するシートのシートタブを選択します。
  2. このシートのプロパティ リストで、「外観」カテゴリから AlternatingRows プロパティを選択します。
  3. 1行おきの外観パターンをさらに追加するには、Count プロパティを使用して、必要なパターン数を設定します。
  4. AlternatingRows のボタンをクリックして、AlternatingRow コレクション エディタを表示します。
  5. プロパティを設定するための1行おきの外観パターンを選択します。
  6. このパターンに対して、プロパティ リストで各プロパティを設定します。
  7. 〈OK〉をクリックし、AlternatingRow コレクション エディタを終了します。
  8. [ファイル]メニューから[適用して終了]を選択し、変更をコンポーネントに適用して SPREAD デザイナを終了します。

AlternatingRow コレクション エディタ

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