PowerTools SPREAD for Windows Forms 8.0J
シートのセル範囲の印刷

シート全体ではなく、シートの指定のセル範囲を印刷できます。印刷するセル範囲を指定するには、PrintInfoオブジェクトのRowStartおよびColStartプロパティで開始行および列を、RowEndおよびColEndプロパティで終了行および列を指定します。

設定方法

  1. PrintInfoオブジェクトを作成します。
  2. PrintInfoオブジェクトのPrintTypeプロパティを、PrintType列挙体のCellRangeに設定します。
  3. PrintInfoオブジェクトのRowStartおよびColStartプロパティで開始行および列を、RowEndおよびColEndプロパティで終了行および列を設定します。
  4. 印刷対象のシートを表すSheetViewオブジェクトのPrintInfoプロパティに、作成したPrintInfoオブジェクトを設定します。

サンプルコード

次のサンプルコードは、B2からD4までのセル範囲を印刷します。

C#
コードのコピー
// PrintInfoオブジェクトを作成し、各プロパティを設定します。
FarPoint.Win.Spread.PrintInfo printset = new FarPoint.Win.Spread.PrintInfo();
printset.PrintType = FarPoint.Win.Spread.PrintType.CellRange;
printset.ColStart = 1;
printset.ColEnd = 3;
printset.RowStart = 1;
printset.RowEnd = 3;
// 先頭シートのPrintInfoプロパティを設定します。
fpSpread1.Sheets[0].PrintInfo = printset;
// シートを印刷します。
fpSpread1.PrintSheet(0);
Visual Basic
コードのコピー
' PrintInfoオブジェクトを作成し、各プロパティを設定します。
Dim printset As New FarPoint.Win.Spread.PrintInfo()
printset.PrintType = FarPoint.Win.Spread.PrintType.CellRange
printset.ColStart = 1
printset.ColEnd = 3
printset.RowStart = 1
printset.RowEnd = 3
' 先頭シートのPrintInfoプロパティを設定します。
FpSpread1.Sheets(0).PrintInfo = printset
' シートを印刷します。
FpSpread1.PrintSheet(0)

SPREAD デザイナの使用

  1. 印刷するシートのシート タブを選択します。
  2. [ページレイアウト]オプションを選択します。
  3. [印刷タイトル]アイコンをクリックし、[全般]を選択します。[印刷オプション設定]ダイアログが表示されます。
  4. 「出力」タブをクリックします。
  5. [Output Type]ドロップダウン リスト ボックスから「セル範囲」を選択します。
  6. 〈OK〉をクリックし、[印刷オプション設定]ダイアログを閉じます。
  7. [ファイル]メニューから[適用して終了]を選択し、変更をコンポーネントに適用して SPREAD デザイナを終了します。
  8. セル範囲を指定するには、以下の操作を行います。
  9. シート全体の印刷」の手順に従い、セル範囲を印刷します。
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