PowerTools SPREAD for Windows Forms 8.0J
テキストファイルの読み込み

製品で保存、または他の方法で保存したテキスト区切りファイルを開くことができます。SheetViewクラスのLoadTextFileまたはLoadTextFileRangeメソッドを使用し、対象のシートにデータを読み込めます。

標準的なタブ区切り形式ファイルであれば、区切り記号を指定する必要はありませんが、独自の区切り記号が使用されている場合(csvファイルでのカンマなど)、シートにデータが適切に配置されるよう、区切り記号を指定する必要があります。

バージョン5以前の製品から移行した場合、SheetViewクラスのLoadTextFileメソッドに、非推奨となった引数が含まれることがあります。その場合、引数の置換が必要です。

テキストファイルの保存方法については、「テキストファイルへの保存」を参照してください。

サンプルコード

次のサンプルコードは、アクティブシートにテキストファイルを読み込みます。メソッドの引数で、ヘッダの読み込み、ファイルで使用されている区切り記号を指定しています。

C#
コードのコピー
fpSpread1.ActiveSheet.LoadTextFile("C:\\textfile.txt", FarPoint.Win.Spread.TextFileFlags.Unformatted, FarPoint.Win.Spread.Model.IncludeHeaders.BothCustomOnly, "\n", ",", "");
Visual Basic
コードのコピー
FpSpread1.ActiveSheet.LoadTextFile("C:\textfile.txt", FarPoint.Win.Spread.TextFileFlags.Unformatted, FarPoint.Win.Spread.Model.IncludeHeaders.BothCustomOnly, Chr(10), ",", "")

SPREAD デザイナの使用

  1. [ファイル]メニューアイコンから[開く]を選択します。
  2. ファイルを開くことによって既存の設定が上書きされることを警告するダイアログが表示されます。 ファイルのオープンを続行するには、[はい]をクリックします。
    [ファイルを開く]ダイアログが表示されます。
  3. [ファイルの種類]ボックスで「カスタム テキスト ファイル(*.txt)」を指定します。
    コンマ区切りファイルを開くには、[ファイルの種類]ボックスで「コンマ区切りファイル(*.csv)」を指定します。
  4. 開くファイルのパスと名前を指定して、〈開く〉をクリックします。
    このファイルが正常に開かれた場合は、ファイルが開かれたことを示すメッセージが表示されます。
  5. 〈OK〉をクリックし、SPREAD デザイナを終了します。
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