PowerTools SPREAD for Windows Forms 8.0J
AutoSearch プロパティ (MultiColumnComboBoxCellType)


文字キーの入力に基づいてリストをどのように検索するかを取得または設定します。
構文
'Declaration
 
Public Property AutoSearch As AutoSearch
'使用法
 
Dim instance As MultiColumnComboBoxCellType
Dim value As AutoSearch
 
instance.AutoSearch = value
 
value = instance.AutoSearch
public AutoSearch AutoSearch {get; set;}

プロパティ値

リスト項目の検索方法を決定するAutoSearch設定
解説

このプロパティを使用すると、ユーザーは1つまたは複数の文字を入力して編集禁止のコンボ ボックスのリストの項目を検索できます。

このプロパティを設定した場合、コントロールは検索設定に基づいてドロップダウン リスト内の項目を自動的に検索し、ユーザー入力に一致する項目を見つけます。たとえば、1つの文字に設定した場合、ユーザーが入力する最初の文字に基づいて項目を検索します。一致する項目が見つかると、その値をセルに入れます。このプロパティに設定可能な値については、FarPoint.Win.AutoSearch 列挙体を参照してください。

1文字を入力すると、その文字で始まる最初の項目の検索が開始されます。見つかった項目がリストの画面に表示されていない場合、コントロールはその文字または文字列に一致する最初の項目までスクロールします。見つかった項目はハイライト表示されます。検索文字が見つからず、設定が SingleCharacter の場合、どの項目もハイライト表示されません。設定が MultipleCharacter の場合、複数の文字が入力されると、検索文字列の一致項目のうち最も近い位置にあるものにハイライト表示が移動します(たとえば、「var」と入力すると "Variegated" がハイライト表示されます)。入力された最初の文字で始まる項目がない場合、選択項目は移動しません。設定が SingleGreaterThan の場合、検索文字が見つからなければ、次に大きい項目がハイライト表示されます。たとえば、ユーザーが "f" 文字を検索したときに "f" で始まる項目がない場合、"g" の文字で始まる最初の項目がハイライト表示されます。

たとえば、コントロールに表示される行数が5行で、このプロパティを MultipleCharacter に設定したと仮定します。リスト項目 "Willow Springs" は 10 行目にあり、"Wilmington" は 20 行目にあります。「w」文字を入力すると、リストは "Willow Springs" までスクロールします。次に、文字を「i」、「l」の順に入力しても何も変わりません。4番目に「m」を入力すると、リストは "Wilmington" までスクロールします。4番目に「z」(一致項目がない)を入力すると、リストはスクロールして最初の行がリストの先頭行になります。

次のサンプル コードは、マルチカラムコンボ ボックスのリスト項目が文字キーの入力に基づいてどのように検索および選択されるかを指定します。
FarPoint.Win.Spread.CellType.MultiColumnComboBoxCellType mc = new FarPoint.Win.Spread.CellType.MultiColumnComboBoxCellType();
mc.AutoSearch = FarPoint.Win.AutoSearch.SingleCharacter;
FarPoint.Win.Spread.CellType.MultiColumnComboBoxCellType mc = new FarPoint.Win.Spread.CellType.MultiColumnComboBoxCellType();
mc.AutoSearch = FarPoint.Win.AutoSearch.SingleCharacter;
参照

MultiColumnComboBoxCellType クラス
MultiColumnComboBoxCellType メンバ

 

 


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